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U15世代の試み「東北アイリーグ」の2024年大会が開幕。4ヵ月におよぶ熱戦と選手の成長に注目

 バレーボールのユース(U15)世代を対象に、育成にフォーカスした日本初のリーグとして2021年にスタートした「東北アイリーグ」。宮城県を拠点に活動する「TEAMi」が主体となって、東北地方の女子クラブが参加し、今年は8チームによって争われる。97日にオガール(岩手)で開幕し、リーグ戦を実施したのち、1214日(土)、15日(日)にファイナル(最終順位決定戦)が行われる。(写真は大会提供)

 

 

9月の第1節の模様

 

大会独自のルールや企画で選手たちの成長につなげる

 

 選手の育成を主眼に置いているとあって、オリジナルのルールが採用されているのが「東北アイリーグ」の特徴だ。試合はすべて3セットを行う形式であり、登録全選手がスタメンとして出場することが必須。またキルブロック(ブロックシャット)、バックアタック、クイックはプレーに応じた“ボーナスポイント”として1点が加算される。これは選手たちがより積極的に、さまざまなプレーにトライするための仕掛けとなっている。

 またリーグ期間中には、アフターマッチファンクション(懇親会)や選手をシャッフルしてチームを編成するミックスゲーム(エキシビションマッチ)など、ふだんの活動とは異なる体験を選手たちに提供している。

 

 リーグ形式の利点は、大会期間中の中で練習の成果を発揮し、その結果を元に次の試合へつなげられることにある。今年も東北アイリーグに参加した選手たちが、この4ヵ月でどのような成長を遂げるかを関係者や指導者は温かく見守っている。

 

 

参加選手はお互いに切磋琢磨しながら成長していく

 

東北アイリーグ2024

=参加チーム=

WINDS Blue VelvetWINDS AOMORI(青森)、OWLS(岩手)、TEAMiTEAMi SENDAI(宮城)、TEAMi YAMAGATA(山形)、TEAMi KORIYAMATEAMi FUKUSHIMA(福島)

 

=スケジュール=

1節:97日、8日@オガール(岩手)※終了

2節:1019日(土)、20日(日)@加美町総合体育館(宮城)

3節:112日(土)、3日(日・祝)@オガール/4日(月・振)@紫波町総合体育館(岩手)

ファイナル:1214日(土)、15日(日)@オガール

 

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【動画】育成にフォーカスした日本初のU15バレーボールリーグ「東北アイリーグ」

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