バレーボールの「JVA第27回全国ヤングクラブ大会」が9月14日、15日に男子は東和薬品RACTABドーム(大阪府立門真スポーツセンター/大阪)、女子は和歌山ビッグホエール・ビッグウエーブ(和歌山)で開催された。
この大会はヤング(U15)世代のクラブ日本一決定戦に位置付づけられており、今年は各都道府県の予選を突破した男女各48チームによる本戦「MARINの部」のほか、予選敗退チームの中から推薦などで選出された男女各12チームによる「SKYの部」が新たに設けられた。なお昨年まで実施されていたU19部門は今年から撤廃されている。
男子の優勝は大阪ブルテオンU15(大阪)が、堅実なレシーブから攻撃を仕掛けて7年ぶりの頂点に輝いた。チームは「パンサーズジュニア」として長らく活動し、今大会からチーム名を変更。ずばりトップチームは2024-25 SVリーグの男子を戦う大阪ブルテオンで、この日タイで実施された国際親善大会「Panasonic ENERGY CUP」で優勝。チームにとっては世代を超えてダブルタイトルを獲得する記念日となった。
女子は大井ヤングクラブ(京都)が2度目の出場で初優勝。準決勝でははやぶさヤングクラブ(滋賀)、決勝は若鮎クラブ(兵庫)と、同じ近畿ブロック内の有力チームとの対戦を制しての戴冠だった。
なお、この大会はJVA(公益財団法人日本バレーボール協会)の指導普及委員会の計画に基づく事業であり、今大会では参加チームの監督120名、コーチ88名のコーチ有資格者率100%(手続き中を含む)が達成された。
◼︎JVA第27回全国ヤングクラブ大会/最終結果(MARINの部のみ掲載)
【男子】
優勝:大阪ブルテオンU15(大阪)
準優勝:太宰府U14クラブ(福岡)
第3位:PROGRESS大阪(大阪)、Winds(京都)
最優秀選手賞・大阪府知事賞:山下凌矢(大阪ブルテオンU15)
【女子】
優勝:大井ヤングクラブ(京都)
準優勝:若鮎クラブ(兵庫)
第3位:はやぶさヤングクラブ(滋賀)、クラッシュ(福井)
最優秀選手賞・大阪府知事賞:山田陽和(大井ヤングクラブ)
※チーム名は一部略称
(取材・写真/坂口功将)
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