バレーボールの国内最高峰リーグ、SVリーグの大阪ブルテオン(旧パナソニックパンサーズ)は、行武広貴コーチが9月30日(月)をもって退団することを9月20日(金)に発表した。
行武コーチは専修大からパナソニックパンサーズへ2007/08シーズンに入団し、アナリスト、コーチなどを務め17シーズンに渡り勝利に貢献し、Vリーグ、天皇杯、黒鷲旗などでの多くの優勝を経験した。また男子日本代表のアナリストとして北京オリンピック、東京2020オリンピック、そしてパリオリンピックに出場し、2023年のVNL3位入賞、パリオリンピック出場権の獲得、2024年のVNL準優勝など日本代表の躍進に貢献した。チームによると今後は社業に専念するとのこと。
■行武広貴(ゆくたけ・ひろたか)
アナリスト/1984年1月2日生まれ/東京都八王子市出身/専修大→パナソニック
■コメント
2023-24シーズンを持ちましてクラブから離れることになりました。
内定の2007/08シーズンから17シーズン、大変長くお世話になりました。
選手のみならず、多くのアナリスト・コーチが学生時代にバレーボール部に所属しているなか、そうではなかった私を採用してくださったパナソニックパンサーズ、右も左もわからなかった私に我慢強く指導してくださった諸先輩方に感謝いたします。
また、大事なチームの鍛錬期である夏の時期にナショナルチーム(代表男子)の活動を温かく後押ししていただきました。アナリストを目指したときから、日の丸を身に着けて戦うことは私にとってとても大きな目標であり、その日本代表のウェアに初めて袖を通したときの高揚感は今でも忘れられません。
多くの選手と同様に、私にとっても夢の舞台であったオリンピックに3度挑戦することができたのは、これもひとえにこれまで私を育てていただいたクラブ関係者、職場の皆さまのご理解と後押しのおかげです。
最後になりましたが、これまでアナリストを続けることができたのはいつも私を支えてくれる家族、アナリストを志したときからご指導くださった恩師・指導者の皆さまの篤いサポートの賜物です。
長い間ほんとうにありがとうございました。
コメント全文はこちら
■大阪ブルテオンが吉本新喜劇とコラボ お笑いでもお客さんを魅了
■パナソニックパンサーズの歴史も礎に、世界一のクラブを目指して「大阪ブルテオン」発進
■「大阪からバレーボールを盛り上げる」大阪3チームがタッグ 大阪バレーボールエキスポ開催中
■大阪ブルテオンU15が日本一に。同日にトップチームは国際親善大会で優勝
■海外移籍を決意した大塚達宣の告白 「悔し涙はゼロ」でも思いがあふれたパナソニックでのラストゲームのあの場面