東京2020オリンピック出場時の白鳥勝浩【写真:Volleyball World】
ビーチバレーボールで3度のオリンピック出場を果たした白鳥勝浩(株式会社カブト)が、ジャパンビーチバレーボールツアー第7戦グランドスラムお台場大会で引退することを自身のSNSで9月23日(月・振)に発表した。
白鳥は東海大卒業後に6人制からビーチバレーボールに転向。ビーチバレージャパン(日本選手権)では白鳥個人としては10連覇を果たし、国内ツアーのファイテンJBVツアー2005からジャパンビーチバレーボールツアー2024第6戦終了時点で通算優勝回数50回は最多の成績。また日本代表として朝日健太郎とのペアで北京オリンピック、ロンドンオリンピックに、石島雄介とのペアで東京2020オリンピックに出場した。
ミスタービーチバレーボールとも称され、高い技術力に裏打ちされた魅力溢れる白鳥の現役最後の大会となるジャパンビーチバレーボールツアー第7戦グランドスラムお台場大会は、9月28日(土)にお台場海浜公園(東京都港区)で開幕し、永井雄太(松戸レガロ)とペアを組む白鳥はトーナメント1回戦で上場雄也(松戸レガロ)/長谷川徳海(ハウスコム株式会社)組と対戦する。
■白鳥勝浩(しらとり・かつひろ)
身長191cm/1976年10月29日生まれ/東京都大田区出身/東亜学園高→東海大→湘南ベルマーレ→トヨタ自動車株式会社
■コメント
このたび、9/28から開催のBVT1お台場大会をもって現役を引退することを決めましたので、ご報告させていただきます。
大学生のときに初めてビーチバレーボールに出会い、海でやる特別なバレーボールに魅了されて、25年間ビーチバレーボールをしてきました。インドアバレーボールも含めた選手としての時間は、人生において最高に贅沢で幸せでした。
これも一緒にビーチバレーボールをしてくれた選手、コーチ、トレーナー、栄養士、スポンサーならびに所属会社、応援してくださった皆さま、そして最後までサポートしてくれた家族のおかげです。心より感謝申し上げます。
今後は指導者としてビーチバレーボールの魅力をさらに追求していき、選手キャリアを上回る幸せな指導者キャリアを歩み耀けるように、仲間、家族と共働し挑戦していきます。
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