開幕戦で10得点をあげた石川祐希(ペルージャ)【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
世界最高峰とも称されるイタリアのバレーボールリーグ、セリエAが開幕。ミラノからペルージャへ移籍し、セリエAでの10シーズン目を迎える石川祐希は、9月29日(日)にヴェローナとの開幕戦に先発出場し10得点をあげる活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。
ペルージャは序盤にアグスティン・ロセル(アルゼンチン)のブロックでリード。6-3で石川がレフトからのスパイクを決めて今季初得点をあげると、続くポイントでマッズ・エンセンのスパイクをブロックし、連続ポイント。終盤にはミスが続き同点に追いつかれたもののなんとか突き放して、第1セットを奪った。第2セットはヴェローナにリードされるが、ヘスス・エレーラ(キューバ)のブロックで逆転してセットを連取。第3セットは終盤にカミル・セメニウク(ポーランド)、ロセルのブロックを集中させてストレートで勝利を飾った。
石川は10得点(サーブ1得点、ブロック1得点を含む)、アタック決定率は40%、サーブレシーブは受数7、返球率は71%(Aパス返球率43%)を記録した。試合後「まずレギュラーシーズンの初戦を3対0で勝ちきれたということは大きかったですし、ペルージャのホームゲームが初めてのなか、いい雰囲気でプレーができたと思います。個人的にはスパイク、オフェンスの部分でミスが多かったので、次回までには修正したいと思います。サーブレシーブも受ける本数は少なかったですが、少しミスがあったりもう少しAパスに返せるボールもあったので、そこを課題として今後も戦っていきたいと思います」と語り、まずは初戦の勝利を喜んだ。
なお今季からイタリア・セリエAに移籍した大塚達宣(ミラノ)と垂水優芽(チステルナ)は、第1節では出場機会がなかった。
イタリア・セリエA
レギュラーシーズン前半第1節
9月29日(日)
ペルージャ3-0ヴェローナ
(29-27,25-22,25-21)
ミラノ0-3ターラント
(21-25,20-25,19-25)
チステルナ1-3トレンティーノ
(25-22,23-25,25-27,16-25)
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