チームメートと優勝を喜ぶ関菜々巳【Photo:foto Rubin – Zani / LVF】
イタリアの女子バレーボールリーグ、セリエA女子スーペルコッパ決勝が9月28日(土)にローマで行われた。関菜々巳が今季より在籍するイモコが、同じく福留慧美が新加入したミラノを3-2で破り、7年連続8回目の優勝を飾った。
パリオリンピックで金メダルに輝いた女子イタリア代表のモニカ・デジェンナーロやサラ・ファールを擁するイモコとアレッシア・オッロやアンナ・ダネージらが在籍するミラノの決勝となったスーペルコッパ。1万人を超える観客がローマのパラッツォ・デッロ・スポルトに駆けつけた。イモコには女子日本代表セッターの関菜々巳が、同じくミラノにはリベロの福留慧美が新加入しており、日本のファンにとっても注目度の高い試合になった。関は1-2で迎えた第4セット17-18と劣勢の場面に2枚替えで投入され、ガビやサラへトスを供給しチームの逆転につなげた。福留慧美は全セットに出場し、ディフェンスでチームを支えるなど日本人選手が同時にネットを挟んで相対する場面も。
試合は互いに1セットずつを取り合いフルセットに突入。中盤にブラジル代表主将、ガブリエラ・ギマラエス(ガビ)の攻撃で抜け出したイモコがセットを常に先制される苦しい試合をものにして、逆転で優勝を決めた。
イタリア・セリエA女子
9月28日(土)
スーペルコッパ決勝
イモコ3-2ミラノ
(20-25,25-16,21-25,25-23,15-11)