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男子は駿台学園がインターハイに続き二冠目 女子は就実高がインターハイの雪辱を果たし優勝 少年男女最終日の結果【SAGA2024国スポ】

東京都(少年男子)【写真:月刊バレーボール】

 

 

 佐賀県で開催されていた第78回国民スポーツ大会(SAGA2024国スポ)は、10月9日(水)に少年男女のバレーボール競技の3位決定戦と決勝が吉野ヶ里町文化体育館(少年男子)とサロンパスアリーナ(少年女子)で行われた。

 

第78回国民スポーツ大会(少年男女)その他の写真】

【第78回国民スポーツ大会(少年男女)トーナメント表

 

 少年男子の3位決定戦では、福井工大附福井高単独チームの福井県と東福岡高主体の福岡県(選抜)が対戦。両校はインターハイの3回戦で対戦しており、そのときは2-0で東福岡が勝利していた。今回は第1、2セットを交互に取り合い、ジュースにもつれた第3セットを福井県が奪いセットカウント2-1とリードするが、そこから福岡県が逆転で勝利を飾った。決勝では、大会連覇を狙う高川学園高単独チームの山口県と、今夏のインターハイ王者の駿台学園高が中心の東京都(選抜)が対戦。両校は前回大会の準々決勝で対戦しており、その時は高川学園高がフルセットの接戦をものにしていた。今回の試合では、東京都がディフェンス力を生かしすべてのセットで15点以上の得点を許さず、ストレート勝利で優勝を果たした。

 

 少年女子の3位決定戦では、八王子実践高単独チームの東京都が、選抜チームで唯一ベスト4に残った愛媛県と対戦し、1セットダウンから逆転勝利を飾った。決勝では、就実高単独チームの岡山県と金蘭会高単独チームの大阪府が対戦。今夏のインターハイ決勝と同じ組み合わせが実現した。インターハイ決勝では敗れていた就実高だったが、この試合ではここまで失セット0で勝ち進んできた金蘭会高から第1セットを奪うと、そのまま流れを渡さず第2、3セットも接戦を制して優勝に輝いた。

 

 試合結果と最終順位は下記の通り。

 

 

岡山県(少年女子)【写真:月刊バレーボール】

 

 

【SAGA2024国スポ/10月9日試合結果】

<少年男子>

会場:吉野ヶ里町文化体育館

■3位決定戦

福岡県 3-2 福井県

(25-23、19-25、27-29、25-23、15-13)

 

■決勝

東京都 3-0 山口県

(25-14、25-13、25-14)

 

最終順位

1位 東京都

2位 山口県

3位 福岡県

4位 福井県

5位 京都府

    大阪府

7位 宮崎県

    神奈川県

 

<少年女子>

会場:サロンパスアリーナ

■3位決定戦

東京都 3-1 愛媛県

(27-29、25-23、26-24、25-21)

 

■決勝

岡山県 3-0 大阪府

(25-21、25-22、30-28)

最終順位

1位 岡山県

2位 大阪府

3位 東京都

4位 愛媛県

5位 山口県

    兵庫県

7位 長崎県

    宮城県

 

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少年男子トーナメント表

 

 

少年女子トーナメント表

 

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