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春高2025

混戦を制したのは青山学院大 関東大学女子秋季リーグ戦

  • 大学生
  • 2024.10.15

関東大学バレーボール秋季リーグ戦(女子)は、105日終了時点で全勝はなく、2敗と3敗のチームが3校ずつと混戦になった。迎えた最終週は1012日、13日に日本大と東京女体大に連勝した青山学院大が、2013年秋季以来の優勝を果たした

 

 

プレー、気持ちの両面でチームを引っ張った谷島キャプテン

 

 

精神的支柱の谷島花虹キャプテンが

強行出場で優勝に導く

 

 出場している4年生は最優秀選手賞を獲得したキャプテンの谷島花紅とミドルブロッカーのエドックポロかれん、オポジット髙橋美鈴の3人。なかでも谷島キャプテンに対しては「コートにいるだけで心強く感じている」(エドックポロ)と同期からも信頼は厚い。そんな谷島キャプテンは105日の筑波大戦で味方と交錯し、左足首をケガしてしまう。松葉杖を使用しながら歩く状態で、最終週の出場は危ぶまれたが、1012日、13日は2試合とも途中からコートへ。万全ではない状態で懸命に跳び、スパイクやブロックをすると「みんなが頑張っているのを見て、(力を)引き出してもらいました」と笑顔で振り返った。

 青山学院大は優勝したものの、この秋は2敗を喫した。特に筑波大戦での逆転負けは「立ち直れない気持ちだった」と髙橋。それでも「このチームでできるのも最後。今までやってきたことを出しきりたい」と気持ちを切り替え、負けが許されない最後の週で連勝し、優勝を決めた。

 

 優勝の瞬間、選手たちは笑顔を見せたり、抱き合ったりと喜びを噛みしめた。しかし谷島キャプテンは試合後、「秋季リーグ戦で優勝しても、いちばん強いわけではない。全日本インカレで優勝して、自分たちは強いと証明したい」とすぐに気を引き締めた。7年ぶりの日本一へ。谷島キャプテンを中心に目標へ向かっていく。

 

■関東大学秋季リーグ戦(女子1部)結果

優勝  青山学院大 92

準優勝 筑波大 83

3位 日本体大 74敗(セット率1.800

4位 順天堂大 74敗(セット率1.368

5位 日本大 74敗(セット率1.353

6位 東京女体大 74敗(セット率1.042

7位 東海大 65敗(セット率1.211

8位 明海大 65敗(セット率1.050

9位 嘉悦大 56

10位 桜美林大 29

11位 国士舘大 110敗(セット率0.406

12位 日本女体大 110敗(セット率0.344

 

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