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つくばユナイテッドSun GAIAが関東ブロックではVリーグ勢唯一のファイナルラウンドへ 中央大、早稲田大、東海大も出場決定 天皇杯関東ブロックラウンド

  • V男子
  • 2024.10.24

令和6年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会関東ブロックラウンドが1020日に小田原アリーナ(神奈川)で行われた。中央大、早稲田大、東海大と、つくばユナイテッドSun GAIA1212日(木)からAsueアリーナ大阪(大阪)で開催される天皇杯ファイナルラウンドの切符を獲得した。つくばは1026日(土)のVリーグ初戦に、ほかの3チームは秋季リーグ最終戦、全日本インカレに向けて勢いがつく戦いを見せた。ファイナルラウンドへ進出した各チームの戦いぶりや、今後への意気込みをお伝えする

 

 

Vリーグでの活躍を誓うつくばユナイテッドSun GAIA

 

 

 

つくばユナイテッドSun GAIA

Vリーグで勢いに乗って

ファイナルラウンドへ

 

 つくばユナイテッドSun GAIAが、関東ブロックラウンドに出場したVリーグ勢では唯一ファイナルラウンドへの出場権を手にした。初戦となった2回戦ではクラブチームのSUISENに、続くDグループ代表決定戦では、関東大学秋季リーグ戦において最終戦を残した段階で5位の順天堂大にストレート勝ち。今季、日本製鉄堺ブレイザーズから加入した梅本鈴太郎は「練習試合を含めてなかなか調子が上がっていなかったが、これでリーグにつなげていけると思う」と手応えを口にした。

 

 Vリーグは1019日(土)に開幕し、つくばは26日(土)に東京ヴェルディとの初戦を迎える。梅本は「僕自身はやってやるという気持ちでいっぱい。もう一度SVリーグを目指す気持ちがあって、それはこのチームで成し遂げたい。そのためにもVリーグで日本一になりたい」と闘志をみなぎらせた。Vリーグで勢いに乗って、12月のファイナルラウンドの舞台に乗り込む。

 

 

秋季リーグの後半戦から#2澤田の活躍が光る中央大

 

 

 

中央大

別カテゴリーの強豪を破り

2年ぶりのファイナルラウンドへ

 

 今年度の春季リーグ戦と東日本インカレを制した中央大は、初戦で駿台学園高(東京)と対戦。高校のカテゴリーでは無類の強さを誇る相手に対し、4年生セッター村上連を中心としたコンビバレーを見せる。ミドルブロッカーの澤田晶や山根大幸にトスを上げつつ、両サイドの舛本颯真、尾藤大輝で決めきるかたちをつくり、終始主導権を渡さずに勝利した。埼玉アザレアとのAグループ代表決定戦では、第2セットを奪われてセットカウント1-1となっても選手たちには笑顔が。明るい雰囲気を保ったまま臨んだ第3セットは舛本のバックアタックが要所で決まるなど、自分たちのペースで試合を進めて勝利。ファイナルラウンドへの出場を決めた。

 

 秋季リーグ戦では早稲田大に優勝を明け渡し、目標の四冠を達成できなかった。澤田は1125日(月)から行われる全日本インカレ、そしてファイナルラウンドの舞台に向けて「悔いが残らないように最後まで全力で楽しみたい」と意気込んだ。

 

 

秋季リーグの最終戦に勝ち全勝優勝を狙う早稲田大

 

 

 

早稲田大

苦戦しながらも黒鷲旗のリベンジ

 

 秋季リーグは最終戦の前に優勝を決めた早稲田大。しかし今回、初戦の日本体大戦ではジュースの末に第1セットを奪われる展開となる。「相手のブロックに苦しめられた」とミドルブロッカーの菅原啓。それでも「後衛の選手がレシーブしやすいようにまっすぐブロックを跳んだ」とディフェンス面をより意識した。第2セットを奪い返すと、さらに第3セット終盤には菅原がブロックとスパイクで得点し、勝利を手にした。続くBグループ代表決定戦では、今年の黒鷲旗で惜敗した富士通カワサキレッドスピリッツと対戦。セットカウント1-1で迎えた第3セット、3年生セッターの前田凌吾キャプテンが、ラリー中に相手ブロックをミドルブロッカーに意識させて両サイドで決めきる攻撃を組み立て、リベンジを果たした。

 「夏合宿で自信を深めた」と菅原。3年生以下の選手がスタメンに名を連ねる早稲田大が秋季リーグ戦を制した勢いそのままに、全日本インカレとファイナルラウンドに挑む。

 

 

 東海大はサーブやスパイクの狙う位置を徹底して勝利を重ねた

 

 

 

東海大

粘り強いバレーでチーム状態は良好

 

 東京ヴェルディに勝利したあと、前の試合で関東1部の筑波大を倒した同2部の山梨学院大を倒し、ファイナルラウンドへの出場権を獲得した。「ボールが落ちなくなった。泥くさくバレーするのが今のチームの強み」とセッターの當麻理人。攻撃力の高さに加え、粘り強さが身についたという。當麻自身もディフェンスに意識を置いて練習に励んでいる。身長200㎝のミドルブロッカー川野史童とのコンビも武器となり、チームの状態は良好だ。

「秋季リーグ戦では(1027日に行われる明治大との)最終戦に勝利し、2位を死守して全日本インカレとファイナルラウンドにいいかたちで臨みたい」と當麻。全日本インカレで優勝を成し遂げ、ファイナルラウンドでも躍進できるか。

 

【各グループ代表決定戦試合結果】

Aグループ代表決定戦

中央大 225-23,22-25,25-181 埼玉アザレア

 

Bグループ代表決定戦

早稲田大 227-25,21-25,25-181 富士通カワサキレッドスピリッツ

 

Cグループ代表決定戦

東海大 225-17,25-190 山梨学院大

 

Dグループ代表決定戦

つくばユナイテッドSun GAIA 225-22,27-250 順天堂大

 

■苦しみながらも共栄学園高に勝利した筑波大と、東京女体大、青山学院大がファイナルラウンドの切符を獲得 皇后杯関東ブロックラウンド

 

■最終戦を残し早稲田大が2季ぶりの優勝 関東大学男子秋季リーグ戦

 

■混戦を制したのは青山学院大 関東大学女子秋季リーグ戦

 

■女子は佐賀県が地元開催の大会を制し連覇を達成 成年男女最終日の結果【SAGA2024国スポ】

 

■男子は駿台学園がインターハイに続き二冠目 女子は就実高がインターハイの雪辱を果たし優勝 少年男女最終日の結果【SAGA2024国スポ】

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