スパイクを放つ石川祐希【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
世界最高峰のバレーボールリーグ、イタリア・セリエAのレギュラーシーズン第6節の試合が11月3日(日)に行われ、石川祐希のペルージャはホームでルーベと対戦。21得点をあげる活躍でチームを勝利に導き、この試合のMVPに選ばれた。ミラノの大塚は途中出場し、チステルナの垂水は出場がなかった。
ペルージャは2セットを先制される苦しい展開ながら、第1セット途中から出場した石川とケガで欠場が続いていた主将のシモーネ・ジャネッリ(イタリア)らの活躍で追い上げて2セットを取り返し、フルセットに突入すると、ヘスス・エレーラ(キューバ)、ワシム・ベンタラ(チュニジア)のサービスエースなどで突き放して開幕6連勝を決めた。石川はチームトップの21得点、アタック決定率は57%を記録するなどチームの勝利に貢献し、この試合のMVPに選出された。チームは6戦全勝ながらポイントの差で2位に順位を下げた
石川は「サーブとレセプションが課題だったと思いますが、スパイクではチームに貢献できたと思います。また、しっかりと ゲームを切ることなく(連勝を途切れさせることなく)勝ち点を取れたこともチームにとって大きかった。また来週の試合に向けて準備をしたいと思います」とコメントした。
ミラノの大塚は第1、第3セットに途中出場。いずれも後衛の出場で、サーブレシーブとディグでチームを支えた。チームはピアチェンツァに0-3で敗れた。チームは2勝4敗で9位。
チステルナはパドヴァを相手に今季初勝利をあげて1勝5敗の11位。垂水は出場がなかった。
各試合結果と個人成績は下記の通り。
イタリア・セリエA
レギュラーシーズン前半第6節
11月3日(日)
ペルージャ 3-2 ルーベ
(21-25,25-27,25-18,25-18,15-12)
ミラノ 0-3 ピアチェンツァ
(20-25,19-25,17-25)
チステルナ 3-1 パドヴァ
(25-21,19-25,25-23,25-18)
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