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ペルージャ石川祐希 今季4度目のMVP イタリアリーグ日本人選手情報・男子

 

MVPに選出された石川祐希【Photo:Lega Pallavolo Serie A】

 

 

 世界最高峰のバレーボールリーグ、イタリア・セリエAのペルージャに所属する石川祐希が、CEVチャンピオンズリーグ(CL)とセリエAレギュラーシーズン(RS)第8節の試合に出場した。1113日(水)にチェコのチェスケ・ブジェヨヴィツェ戦、17日(日)のRS8節グロッタッツォリーナ戦ともに、ストレートで勝利。石川はグロッタッツォリーナ戦で18得点をあげて、この試合のMVPに選ばれた。

 

 ヨーロッパ各国のクラブチームが頂点を競うCLに石川が初出場した。20チームが5組に分かれて戦う第4ラウンド初戦、ホームで行われたチェスケ・ブジェヨヴィツェ戦にスタメン出場すると11得点をあげてチームの勝利に貢献。さらに17日のセリエA、グロッタッツォリーナ戦では18得点(ブロックによる1得点含む)をあげ、アタック決定率は71%と非常に高い数字を残すと、RS3度目、スーペルコッパ決勝での受賞を含むと、今季4度目のMVPを獲得した。ペルージャは開幕8連勝で首位をキープしている。

 

 石川は「プレーはよかったと思います。アタックとレセプションは前回の試合よりも修正できているかなと思います。サーブに関してはまだ修正する部分があるので、次戦に向けてしっかりと修正していきたい」とコメント。現地19日(火)20:00からCL第4ラウンド2戦目、サン=ナゼール(フランス)と、24日(日)にはRS9節、古巣ミラノとのアウェー戦とタフなスケジュールが待つ。

 

全セットスタメンで出場した大塚達宣【Photo:Lega Pallavolo Serie A】

 

 大塚が在籍するミラノもCLに出場。13日にホームでルーセラーレ (ベルギー)と対戦。大塚は全セットスタメンで出場すると12得点の活躍を見せる。全セット互いに20点以上を奪い、最終セットもジュースにもつれ込んだ熱戦をミラノが制して白星をあげた。大塚は17日のセリエA、パドヴァ戦には途中出場。チームは連勝し、前節の8位から6位に順位を上げた。ミラノは現地20日(水)に CL第4ラウンド2戦目、インスブルック (オーストリア)とのアウェー戦、24日(日)にはRS9節、石川のペルージャとのホームゲームを戦う。

 

 チステルナは17日のセリエA、ターラント戦にストレートで勝利し、順位を2つ上げ8位に。垂水は出場がなかった。

 

 各試合結果と個人成績は下記の通り。

 

CEVチャンピオンズリーグ

第4ラウンド1レグ

1113日(水)

D

ペルージャ 3-0 チェスケ・ブジェヨヴィツェ (チェコ)

3-025-16,25-23,25-22

 

C

ミラノ 3-2 ルーセラーレ (ベルギー)

21-25,21-25,25-23,25-22,16-14

 

イタリア・セリエA

レギュラーシーズン前半第8

1116日(土)

ペルージャ 3-0 グロッタッツォリーナ

25-8,25-17,25-17

 

1117日(日)

ミラノ 3-0 パドヴァ

25-21,25-22,27-25

 

チステルナ 3-0 ターラント

25-16,26-24,25-20

 

 

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