公益財団法人日本バレーボール協会は、男子日本代表の新監督にロラン・ティリ氏の就任が内定したことを11月25日(月)に発表した。
ティリ氏はフランスのクラブチームで指揮を執り、国内リーグやカップ戦で優勝に導くなど結果を残したのち、2012年にフランス代表監督に就任。その後ワールドリーグ(2015年、2017年)やヨーロッパ選手権(2015年)で優勝に輝き、2021年に開催された東京オリンピックでは金メダルを獲得するなど長期に渡り指揮を執ってきた。2020年に代表監督と兼任するかたちでパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)の監督に就任すると、1シーズン目となる2020-21シーズンに準優勝、2023年には天皇杯で優勝に導いた。現在指揮を執っている大阪BはここまでSVリーグにおいて10勝2敗(11月24日終了時点)の成績で首位に立っている。
ティリ氏は「とても光栄に思うとともに、日本バレーボール協会のプロジェクトと野望に大きな責任を感じている」と就任に対する思いを述べるとともに「すべての人にとって大きな挑戦であり、簡単なことではありませんが、優秀で経験豊富な選手、スタッフ、マネージャーたちのサポートがあれば、明るい未来が待っています。私たちならできると信じています。日本代表チームの力、強さ、経験、その価値観や資質を信頼し、私ならではの価値、国際大会やオリンピックでの経験も取り入れていきたいと思います。新たな冒険の始まりが待ち遠しいです」と意気込みをコメントした。
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