全日本インカレ 男子は日本体大と専修大、女子は筑波大と青山学院大が決勝へ
- 大学生
- 2024.11.30
日本体大【写真:月刊バレーボール】
第77回秩父宮賜杯 第71回秩父宮妃賜杯 全日本バレーボール大学選手権大会ミキプルーンスーパーカレッジバレー2024(全日本インカレ)の5日目、男女トーナメント準決勝の計4試合が船橋アリーナ(千葉県)で11月30日(土)に行われた。
男子準決勝第1試合は日本体大が早稲田大と対戦。日本体大がセットカウントを2-1とし、前年王者を追い詰めるが、早稲田大が意地を見せて4セット目を奪取しフルセットに。最終セットは日本体大が先行し、追いかける早稲田大も離されずにくらいつくが、終盤に引き離した日本体大が決勝へと駒を進めた。
男子準決勝第2試合は関東勢以外で唯一ベスト4に勝ち残った近畿大が専修大と対戦。近畿大は終盤に逆転し1セット目を先取したが、2、3セット目を連取されてあとがなくなった。4セット目、専修大に先行を許しながら終盤に1点差まで詰め寄るも、わずかに届かなかった。
女子準決勝第1試合では、前回大会決勝と同じ組み合わせとなる筑波大と東海大が対戦。今季、両チームは関東大学1部リーグ(春季・秋季)と東日本インカレで3度対戦し筑波大が2勝1敗だった。筑波大は1セット目を奪われ今大会初めてセットを落とすと、続く2セット目も奪われセットカウント0-2と追い詰められた。それでもそこから粘りを見せて流れを引き戻し、逆転勝利で決勝進出を決めた。
女子準決勝第2試合は青山学院大が嘉悦大と対戦。1セット目を奪い先制するも、ジュースにもつれ込んだ2セット目は嘉悦大に押しきられて奪い返された。そのあとは交互にセットを取り合いフルセットに。最終セットは青山学院大のリードで進むが、嘉悦大に点差を徐々に詰められて逆転を許す。それでもそこから再び逆転し、接戦をものにした。
全日本インカレはいよいよ最終日を残すのみ。12月1日(日)に3位決定戦と決勝が、男女いずれも船橋アリーナ(千葉県)で行われる。
筑波大【写真:月刊バレーボール】
【11月30日(土)トーナメント準決勝】
会場:船橋アリーナ
<男子>
[Sコート]
■第1試合
日本体大 3-2 早稲田大
(21-25、25-18、25-23、21-25、15-12)
■第2試合
専修大 3-1 近畿大
(22-25、25-20、25-18、25-23)
<女子>
[Uコート]
■第1試合
筑波大 3-2 東海大
(23-25、23-25、25-23、25-20、15-13)
■第2試合
青山学院大 3-2 嘉悦大
(25-16、28-30、25-21、23-25、15-12)
【12月1日(日)の試合予定】
会場:船橋アリーナ 特設コート
<第1試合> 9:30試合開始
■男子3位決定戦
早稲田大 × 近畿大
<第2試合>
■女子3位決定戦
東海大 × 嘉悦大
<第3試合>
■女子決勝
筑波大 × 青山学院大
<第4試合>
■男子決勝
日本体大 × 専修大
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