令和6年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドが12月12日(木)に開幕。男女トーナメント1回戦の計16試合がAsueアリーナ大阪(大阪府)で行われた。
トーナメント1回戦では男女いずれも大学勢がVリーグ勢相手に奮闘し2回戦進出を決めた。男子では西日本インカレ王者の天理大がつくばユナイテッドSun GAIAと対戦。天理大はセットカウント1-2と追い詰められるが、4セット目を奪い返すと、最終セットも連取し逆転勝利を収めた。中京大はフラーゴラッド鹿児島と対戦。この試合もフルセットへもつれ、最終セットも終盤まで競り合うが、中京大が押し切って2回戦進出を決めた。
女子では全日本インカレ優勝の筑波大が、Vリーグ女子の首位(12月8日終了時点)に立つブレス浜松と対戦。互いに譲らず交互にセットを取り合ってフルセットにもつれた接戦を筑波大が制して勝ち上がったのをはじめ、青山学院大がフォレストリーヴズ熊本、東京女体大がJAぎふリオレーナといったVリーグチームを下して2回戦へと駒を進めた。そのほかには今治精華高がKUROBEアクアフェアリーズ富山から、東九州龍谷高がアランマーレ山形から、いずれも1セット奪うなどSVリーグのチーム相手に健闘を見せた。13日に行われるトーナメント2回戦には、男女いずれもSVリーグのシードチームが登場する。
試合結果は下記の通り。
【12月12日(木)ファイナルラウンドトーナメント1回戦】
会場:Asueアリーナ大阪(大阪)
<男子>
[Aコート]
■第1試合
天理大 3-2 つくばユナイテッドSun GAIA
(25-21、18-25、14-25、25-17、15-6)
■第2試合
VC長野トライデンツ 3-0 長崎国際大
(25-12、25-19、25-19)
■第3試合
中京大 3-2 フラーゴラッド鹿児島
(22-25、25-17、29-27、21-25、15-13)
■第4試合
北海道イエロースターズ 3-0 中央大
(25-18、31-29、25-22)
[Bコート]
■第1試合
東亜大 3-1 立命館大
(25-20、23-25、25-19、25-17)
■第2試合
クボタスピアーズ大阪 3-0 早稲田大
(25-21、25-13、25-19)
■第3試合
東海大 3-0 愛媛クラブ
(25-14、25-11、25-14)
■第4試合
アイシンティルマーレ碧南 3-0 仙台大
(25-17、25-19、25-19)
<女子>
[Cコート]
■第1試合
筑波大 3-2 ブレス浜松
(23-25、25-19、19-25、25-20、15-9)
■第2試合
岡山シーガルズ 3-1 龍谷大
(25-23、25-21、26-28、25-17)
■第3試合
アランマーレ山形 3-1 東九州龍谷高
(25-16、16-25、25-22、25-20)
■第4試合
ヴィクトリーナ姫路 3-0 札幌山の手高
(25-13、25-10、25-14)
[Dコート]
■第1試合
青山学院大 3-2 フォレストリーヴズ熊本
(25-22、23-25、25-18、16-25、15-12)
■第2試合
KUROBEアクアフェアリーズ富山 3-1 今治精華高
(22-25、25-18、25-17、25-19)
■第3試合
PFUブルーキャッツ石川かほく 3-2 カノアラウレアーズ福岡
(25-10、23-25、17-25、25-15、15-6)
■第4試合
東京女体大 3-1 JAぎふリオレーナ
(25-14、25-22、25-27、25-18)
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