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春高2025

WD名古屋ジュニア出身の山﨑「ずっと夢だった舞台」 中央大(男子)がSVリーグ内定とイタリア派遣に関する会見を開催

  • SV男子
  • 2024.12.23

 今年の関東春季リーグ戦と東日本インカレを制した中央大(男子)が1220日、同校の駿河台キャンパス(東京)でトップリーグ内定及び海外派遣に関する記者会見を開催した。会見にはウルフドッグス名古屋へ入団する澤田昌と山﨑真裕、日本製鉄堺ブレイザーズに入団する柿崎晃と山根大幸が出席。加えてイタリアの各クラブへの派遣が決まった2年生の舛本颯真と土井柊汰、1年生の坂本アンディ世凪が出席し、今後の意気込みを述べた。

 

 

それぞれ内定先のユニフォームを着る(左から)澤田、山﨑、柿崎、山根

 

 

 澤田と山﨑はともにWD名古屋の地元である愛知県出身。中学時代、ジュニアチームに在籍していた山﨑は「ずっと夢だった舞台でプレーできることをうれしく思う」と語った。澤田も「地元でプレーしたいと思っていたので、(内定が)決まったときはうれしかった」と笑顔。会見に出席したWD名古屋の佐藤和哉部長は「プレー以外のところでも、地域とクラブをつなぐようにいろいろな場面で活躍してほしい」と2人にエールを送った。

 

 日鉄堺BZに進む2選手はそれぞれが持ち味をアピール。柿崎は「レシーブや二段トスなど、外国人選手にはできないようなプレーが強み」。山根は「チームの雰囲気を上げること。SVリーグの選手と比べても、自分ほど点を決めて喜べる選手はいないと思う」と意気込む。日鉄堺BZの長谷川博之部長は「日本(ニホン)製鉄じゃないからね。日本(ニッポン)製鉄ね」と正式名称を間違えてしまった両選手に愛のある指摘を行ったのち、「両チームの試合で4名がスタメンで紹介され、ネットを挟んで戦う姿を1日でも早く見られることを楽しみにしています」と期待を寄せる。2年間彼らを指導してきた野沢憲治監督は「ここでお話することが、数年後振り返ったときに立ち返るものになってほしい」と、会見に込めた思いを述べた。

 

 

イタリアへの派遣が決まった(左から)舛本、土井、坂本

 

 

 会見終盤には2014年より独自で取り組んでいるプロジェクト「THE FUTURES」の支援を受け、来年1月中旬から3月中旬まで舛本、土井、坂本の3選手が赴く派遣先を発表。いずれもイタリアのクラブで、舛本は今季2部に所属するシエナ、土井は3部のサンドナ、坂本は昨季、1学年上の笹本穏もプレーをした1部のヴェローナに派遣される。野沢監督は「明確な目標を立て、現地での経験を糧に、選手・人間として成長して帰ってきてほしい」とメッセージを送った。

 

 選手コメントでは舛本が最初にイタリア語であいさつをすると、ほかの2選手もイタリア語であいさつをする和やかな雰囲気に。舛本は「日本代表で活躍している石川選手の気迫や意地を見て、自分もこういう選手でいないといけない。まだ技術やコミュニケーション力が全然足りないので、磨いていきたい」と思いを話した。目標である大学四冠に届かなかった4年生の悔しさを糧に、中央大の核を担うであろう3選手の成長に期待が膨らむ。

 

■WD名古屋 中央大の澤田晶と山﨑真裕が内定選手として加入  

■日鉄堺BZ 中央大の柿崎晃と山根大幸、筑波大の中西健裕の加入を発表

■全日本インカレ男子 日本体大を下した専修大が初の栄冠 甲斐優斗がMVP

■東日本インカレ男子 中央大が7年ぶりの優勝

■関東大学1部春季リーグ戦が終了 女子は筑波大、男子は中央大が優勝

 

【次ページ】トップリーグ内定及び海外派遣に関する記者会見その他の写真

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