サイトアイコン 月バレ.com【月刊バレーボール】

女子は下北沢成徳と共栄学園の東京勢が決勝へ 男子決勝は駿台学園と東福岡のインターハイ決勝と同カードに 大会4日目(1/11)の男女準決勝結果【春高2025】

共栄学園(東京③)【写真:月刊バレーボール】

 

 

 第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高)4日目、男女準決勝の全4試合が、1月11日(土)に東京体育館(東京都渋谷区)で行われた。

 

 女子準決勝第1試合は、ここまでいずれも失セット0で勝ち上がってきた前回大会王者の就実(岡山)と共栄学園(東京③)が対戦。交互にセットを取り合って迎えた3セット目は、序盤に連続得点で逆転し、試合の流れをつかんだ共栄学園が奪った。続く4セット目、序盤から共栄学園が先行。あとがなくなった就実も粘り強さを見せ、終盤には同点に追いつく。そのあと互いに譲らずジュースにもつれ込んだが、共栄学園が突き放して決勝進出を決めた。

 女子準決勝第2試合は、前回大会準優勝の下北沢成徳(東京①)と、インターハイ王者金蘭会(大阪②)が激突。両チームは昨夏のインターハイで対戦しており、そのときはフルセットの接戦の末に金蘭会が勝利していた。今回は序盤に流れを引き寄せた下北沢成徳がセットを先取すると、2、3セット目はいずれも中盤に抜け出した金蘭会が奪い返す。追いつめられた下北沢成徳が4セット目を奪取すると、最終セットは一進一退の攻防が続き、中盤に連続得点で下北沢成徳が前に出る。金蘭会も食らいついて逆転を狙うも、下北沢成徳が許さず決勝へと駒を進めた。

 

 男子準決勝第1試合は、大会3連覇を狙う駿台学園(東京①)と、前回準優勝の福井工大附福井(福井)を下して準決勝進出を果たした市立尼崎(兵庫)が対戦。1、2セット目は、幅の広い攻撃でいずれも序盤から得点を重ねた駿台学園が連取。3セット目の序盤は競り合う展開となるが、中盤の連続得点で駿台学園が引き離す。市立尼崎も意地を見せ、追い上げて1点差まで迫るも逆転とはならず敗れた。

 続く第2試合は、インターハイ準優勝の東福岡(福岡)と東亜学園(東京③)の対戦。先取点を奪った東福岡が得点を重ねて一気に走ると、その後も攻撃の手を緩めずにセットを先取。2セット目の序盤は東亜学園が先行するが、東福岡が連続得点で逆転に成功しそのまま連取すると、3セット目も流れを切らさずに序盤から優位に試合を進めた東福岡が、ストレート勝ちで決勝進出を果たした。

 1月12日(日)は男女決勝が東京体育館にて5セットマッチで行われる。

 

 

駿台学園(東京①)【写真:月刊バレーボール】

 

 

【春の高校バレー2025/2025年1月11日(土)試合結果】
<会場>

東京体育館(東京都渋谷区)

 

[特設コート]

■女子準決勝

【第1試合】

共栄学園(東京③) 3-1 就実(岡山)

(25-17、21-25、25-21、26-24)

 

【第2試合】

下北沢成徳(東京①) 3-2 金蘭会(大阪②)

(25-20、22-25、20-25、25-19、15-12)

 

■男子準決勝

【第1試合】
駿台学園(東京①) 3-0 市立尼崎(兵庫)

(25-14、25-18、25-23)

 

【第2試合】

東福岡(福岡) 3-0 東亜学園(東京③)

(25-10、25-17、25-18)

 

【春の高校バレー2025/2025年1月12日(日)試合予定】

<会場>

東京体育館(東京都渋谷区)

※試合時間は予定

[特設コート]

■女子決勝 11:00~
共栄学園 ×下北沢成徳

■男子決勝 13:30~

駿台学園 × 東福岡

 

月刊バレーボール2025年2月号予約受付中!ご購入はこちら

 

☆春高出場選手名鑑付きの月刊バレーボール1月号好評発売中!

ご購入はこちら

 

■連覇を狙う就実、前回準優勝の下北沢成徳などが準決勝へ 女子大会3日目(1/7)の3回戦と準々決勝の全12試合結果【春高2025】

■インターハイ王者金蘭会、初出場の狭山ヶ丘などがベスト16に進出 女子大会2日目(1/6)の2回戦全16試合の結果【春高2025】

■三冠目指す駿台学園や市立尼崎などがベスト4に進出 男子大会3日目(1/7)の3回戦、準々決勝合計12試合の結果【春高2025】

■前回大会準優勝の福井工大附福井などが3回戦へ 男子大会2日目(1/6)の2回戦全16試合の結果【春高2025】

■月バレ.com春高特設サイトに行く

 

【次ページ】春高男女トーナメント表

 

 

モバイルバージョンを終了