刈谷 鍋谷友理枝が2024-25シーズン限りで引退
- SV女子
- 2025.02.28
バレーボール国内トップリーグ、SVリーグ女子のクインシーズ刈谷は、鍋谷友理枝が2024-25シーズン限りで現役を引退することを2月28日(金)に発表した。
鍋谷は高校卒業後の2012年にデンソーエアリービーズに入団。速い攻撃とディフェンスを武器に活躍し、キャプテンを務めるなど9シーズンにわたってチームを支えた。2021年にPFUブルーキャッツ(現・PFUブルーキャッツ石川かほく)へと移籍すると、2023年には通算230試合出場を達成し、Vリーグ栄誉賞を受賞。同年に移籍加入したトヨタ車体クインシーズ(現・クインシーズ刈谷)では、豊富な経験と攻守に高い技術でチームに貢献、今季はここまでSVリーグ女子のレギュラーシーズンで32試合に出場している。また、2013年に日本代表に初選出されると、ワールドカップ(2015年、19年)、リオデジャネイロオリンピック(2016年)など、多くの国際大会に出場した。
なお、3月23日(日)に行われるホームゲーム最終戦でセレモニーを開催予定。詳細は決まりしだい発表される。
引退選手の詳細およびコメントは下記の通り。
鍋谷友理枝(クインシーズ刈谷)【写真:月刊バレーボール】
■鍋谷友理枝(なべや・ゆりえ)
アウトサイドヒッター/身長176cm/1993年12月15日生まれ/東京都出身/東九州龍谷高(大分)→デンソー→PFU
▼コメント
このたび、現役を引退することを決断いたしました。バレーボールを続けるなかで、病気やケガなどたくさんの壁にぶつかりましたが、そんな中でも支えていただいたファンの皆さま、スタッフや選手、家族、その他関係者の皆さまのおかげで乗り越え走り続けることができました。大好きなバレーボールを通じてたくさんの方と出会い、素敵な経験やかけがえのない思い出ができ、ほんとうに幸せでした。これからの人生もバレーボールで経験したことを生かし、頑張っていきたいと思います。
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