姫路 井上愛里沙が2024-25シーズン限りで現役を引退
- SV女子
- 2025.03.12
バレーボール国内トップリーグ、SVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路は、井上愛里沙が2024-25シーズン限りで現役を引退することを3月12日(水)に発表した。
井上は大学卒業後の2018年に久光製薬スプリングス(現・SAGA久光スプリングス)に入団。2021-22シーズンには、攻撃の要としてチームを引っ張り優勝に貢献、自身も最高殊勲選手賞を受賞するとともに、当時の日本人最多得点の記録を更新した。2022-23シーズンをフランスリーグのサン・ラファエルでプレーした後、2023年9月にヴィクトリーナ姫路へ加入。2024年の皇后杯ではチーム初のタイトル獲得に貢献するなどチームを支えた。また、日本代表としてネーションズリーグ、世界選手権など多くの国際大会を経験、2024年のパリオリンピックにも出場した。
引退選手の詳細およびコメントは下記の通り。
井上愛里沙(ヴィクトリーナ姫路)【写真:月刊バレーボール】
■井上愛里沙(いのうえ・ありさ)
アウトサイドヒッター/身長178cm/1995年5月8日生まれ/京都府出身/西舞鶴高(京都)→筑波大→久光→サン・ラファエル(フランス)
▼コメント
今シーズンをもって現役を引退することを決断しました。“バレーボール”は私にとって宝物です。私を未知の世界へ連れて行ってくれた、それが“バレーボール”、楽しい、悔しい、苦しい、うれしい気持ちをたくさん感じさせてくれた、それが”バレーボール”、数々のかけがえのない出会いをもたらしてくれた、それが“バレーボール”でした。
私はなりたい自分に近づくためにこれまで全力で駆け抜けてきました。その中でこれまでのさまざまなご縁、人とのつながりの中で、一つ一つ積み重ね、今の自分があると思っています。自身の成長を感じさせてくれるバレーボールというスポーツに出会えて幸せな競技人生でした。
現役引退という選択をしたからには、自分が選んだ道を正解にできるよう、これからの自分の人生をより鮮やかにできるよう、やりたいことをやるために、まだまだ突っ走っていきます。
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