東京GB 小田嶋大貴、星野秀知、手原紳の3選手が今シーズン限りで引退
- SV男子
- 2025.03.14
バレーボール国内トップリーグのSVリーグ男子に所属する東京グレートベアーズは、小田嶋大貴、星野秀知そして手原紳がいずれも2024-25シーズン限りで現役を引退することを3月13日、14日に相次いで発表した。
小田嶋は大学卒業後の2014年にV・プレミアリーグ男子のFC東京に入団。パワフルなブロックとガッツあふれるプレーで活躍した。2022年にFC東京の活動休止を受けて、チーム全体の譲渡先である東京グレートベアーズへと移籍すると、1年目の2022-23シーズンで副キャプテンを務めるなどチームを支えた。今シーズンはレギュラーシーズンで22試合に登録されている。
星野は大学卒業後の2013年にV・プレミアリーグ男子の東レアローズ(現・東レアローズ静岡)に入団。攻守に安定感のあるプレーで活躍を続け、2016-17シーズンにはV・プレミアリーグ男子の優勝に貢献した。2022年に移籍した東京グレートベアーズではそれまで培ってきた経験豊富なプレーで勝利に貢献し、今シーズンはレギュラーシーズンで15試合に登録されている。
手原は大学卒業後の2014年にV・プレミアリーグ男子のFC東京に入団。スピード感のあるトスワークでチームの攻撃を操り、勝利へと導いた。昨シーズンからはコーチを兼任し、戦術面だけではなく、選手とスタッフの橋渡し役などでもチームに貢献した。手原は引き続きコーチとしてチームに携わる予定。
星野は3月23日(日)に武蔵の森総合スポーツプラザで開催されるホームゲーム(東レアローズ静岡戦)、小田嶋と手原は4月6日(日)に国立代々木競技場第二体育館で開催されるホームゲーム(日本製鉄堺ブレイザーズ戦)で、いずれも終了後にあいさつを行う予定。
引退選手の詳細およびコメントは下記の通り。
小田嶋大貴(東京グレートベアーズ)【写真:月刊バレーボール】
■小田嶋大貴(おだしま・ひろたか)
ミドルブロッカー/身長191cm/1991年7月22日生まれ/岩手県出身/北上翔南高(岩手)→駒澤大→FC東京
▼コメント
2024-25シーズンをもって現役を引退することに決めました。高校から始めたバレーボールでしたが、出会いやご縁もあり気づけばVリーグ、SVリーグで11シーズンも挑戦することができました。長きにわたって応援していただき、心から感謝申し上げます。みなさんの『おだし』コールのおかげで、勇気を持ってサーブを打ち込むことができました。「VOLLEYBALL DREAM」を掲げ発足した東京グレートベアーズ。事業継続が難しいと休部になったチームが日本でいちばんお客さんを呼び、ワクワクするチームになりました。まさに夢のような経験をさせていただきました。残りのシーズン、自分らしく熱く走りきります。
星野秀知(東京グレートベアーズ)【写真:月刊バレーボール】
■星野秀知(ほしの・ひでとも)
アウトサイドヒッター/身長187cm/1990年9月29日生まれ/東京都出身/東亜学園高(東京)→東海大→東レ
▼コメント
2024-25シーズンをもって、バレーボール選手を引退することに決めました。小学生の頃から始めたバレーボール人生、ほんとうに多くの方々に支えられて34歳まで続けることができました。バレーボールを通してたくさんのいい思いや悔しい経験を経て、まだまだ未熟な人間ですが、少しは成長できたのではないかと思っています。改めまして、家族、チームメイト、ファンの皆さま、パートナー各社様、恩師の先生方、これまで関わってくださったすべての皆さまに感謝申し上げます。
手原紳(東京グレートベアーズ)【写真:月刊バレーボール】
■手原 紳(てはら・しん)
セッター/身長181cm/1993年4月14日生まれ/滋賀県出身/近江高(滋賀)→龍谷大→FC東京
▼コメント
2024-25シーズンをもって、選手を引退することを決断いたしました。楽しいときも苦しいときもありましたが、最高の現役生活でした。前身のFC東京の頃から合わせて10年間、応援してくださったファンの皆さんには感謝しています。ほんとうにありがとうございました。
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