NEC川崎 塚田しおりと山内美咲が2024-25シーズンをもって現役を引退
- SV女子
- 2025.03.21
バレーボール国内トップリーグ、SVリーグ女子のNECレッドロケッツ川崎は、塚田しおり、山内美咲が2024-25シーズンをもって現役を引退することを3月19日(水)に発表した。
塚田は大学卒業後の2017年にNECレッドロケッツ(現・NECレッドロケッツ川崎)に入団。高さを生かしたトスワークで攻撃陣を操り、2023-24シーズンはV1女子の優勝に貢献するとともに、自身もベスト6に選出された。2024年にはアジアクラブ選手権で優勝し、ベストセッター賞を受賞した。今シーズンはレギュラーシーズンで24試合に登録されている。山内は塚田と同じく2017年、大学卒業後にNECレッドロケッツへ入団。機動力とパンチ力を生かした攻撃を武器に活躍し、2020-21シーズンにはV1女子でサーブ賞を受賞。キャプテンを務めるなどチームを支え続け、2023年にタイリーグのダイヤモンド・フード・バレーボール・クラブへと期限付き移籍。2024年に復帰し、今シーズンはレギュラーシーズンで34試合に登録されている。
引退選手の詳細およびコメントは下記の通り。
塚田しおり(NECレッドロケッツ川崎)【写真:月刊バレーボール】
■塚田しおり(つかだ・しおり)
セッター/身長175cm/1994年9月7日生まれ/神奈川県出身/川崎橘高(神奈川)→筑波大
▼コメント
私があこがれていたレッドロケッツで過ごしてきた日々はかけがえないものです。仲間とともに助け合い、切磋琢磨し同じ目標に向けて努力し続けることのできる素晴らしいチームと、素晴らしい環境でバレーボールができたことに感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんの経験をさせてもらったこのチームがほんとうに大好きで、私も大きく成長できたと思っています。
山内美咲(NECレッドロケッツ川崎)【写真:月刊バレーボール】
■山内美咲(やまうち・みさき)
アウトサイドヒッター/身長172cm/1995年3月10日生まれ/沖縄県出身/西原高(沖縄)→東海大→NEC→ダイヤモンドフード(タイ)
▼コメント
ここまで現役生活を続けてこられたのはチームをはじめ、これまで出会った素晴らしいご縁のおかげだと改めて感じています。私の性格上、新しい発想や機転をきかして進んでいく方が得意でコツコツと積み重ねることが苦手です。この苦手に向き合わせてくれたのがバレーボールであり、そんな苦手な面も楽しめるように考えさせてくれたのもバレーボールでした。そんなバレーボールを通して、つながったご縁は私にとって一生の宝物です。覚えの悪い私に根気強く指導してくださった先生方、試行錯誤しながら一緒に考えてくれたコーチやスタッフ、たくさん失敗させてくれて、そのたびに前の向き方を背中で教えてくれた先輩方、どんなときでも最後まで信じて支えてくれた同級生、くだらないことでふざけ合える後輩や時には心を鬼に想いをぶつけてくれた頼れる後輩もいて、ほんとうに周りに恵まれていた競技人生でした。
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