埼玉上尾仁井田桃子、椎名真子、佐々木海空、栗栖明歩の退団を発表

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埼玉上尾　仁井田桃子、椎名真子、佐々木海空、栗栖明歩の退団を発表

SV女子

2025.04.04

　バレーボール国内トップリーグ、SVリーグ女子の埼玉上尾メディックスは、仁井田桃子、椎名真子、佐々木海空、栗栖明歩が2024-25シーズン限りで退団することを4月3日（木）に発表した。

　仁井田は高校卒業後の2018年に埼玉上尾メディックスに入団。1年目から出場機会を得ると、速い攻撃と安定したレシーブで攻守に貢献した。今シーズンはレギュラーシーズンで24試合に登録されている。椎名は高校卒業後の2017年に埼玉上尾メディックスに入団し、高さを生かしたアタックやブロックを武器に活躍した。今シーズンはレギュラーシーズンで31試合に登録されている。佐々木は椎名と同じく高校卒業後の2017年にチームに入団、力強いスパイクで得点を重ねてチームの勝利に貢献した。今シーズンはレギュラーシーズンで12試合に登録されている。栗栖は大学卒業後、トライアウトを経て2021年にチームへ入団すると、高さのあるブロックを武器に活躍した。2023-24シーズンにはV2女子のブレス浜松へと期限付き移籍し、レギュラーシーズンで18試合に出場した。

　今回退団を発表した4選手のうち、椎名と佐々木の両選手は現役引退を表明している。昨年10月には山岸あかねが今シーズンをもって引退することを表明していた。

　退団選手の詳細およびコメントは下記の通り。

仁井田桃子（埼玉上尾メディックス）【写真：月刊バレーボール】

■仁井田桃子（にいだ・ももこ）

アウトサイドヒッター／身長178cm／2000年8月1日生まれ／東京都出身／下北沢成徳高（東京）

▼コメント

2024-25シーズンをもちまして、6シーズンお世話になった埼玉上尾メディックスを退団する決断をさせていただきました。メディックスに呼んでくれた吉田前監督、世界のバレーを教えてくれたマルキーニョス前監督、未熟者の私にVリーグ、SVリーグで戦う経験をさせてくれた大久保監督。そして、コロナ禍で大変なときも支えてくれたAMGの関係者の皆さま、さまざまな形でチームを盛り上げてくれたスポンサーの皆さま、これまでの退団者を含めたチームメート、どんなときも温かい声援をくれたファンの皆さん。たくさんの方に支えられていた6年間でした。この決断が正しいかわからないけど、こうしてよかったと思えるように前を向いて進んでいきます。

椎名真子（埼玉上尾メディックス）【写真：月刊バレーボール】

■椎名真子（しいな・まこ）

アウトサイドヒッター／身長179cm／1999年8月6日生まれ／茨城県出身／下北沢成徳高（東京）

▼コメント

今シーズンをもって引退をすることにいたしました。ここまでバレーボールを続けてこられたのはチームスタッフ、チームメート、関係者の方々などたくさんの人の支えがあってこそです。ほんとうに感謝しています。メディックスに来てから素敵な人たちに恵まれ、たくさんのことを学ぶことができました。この7年間はいいときばかりではなく、苦しい時期も長くありましたが、自分を成長させてくれた大切な時間だったと思っています。どんなときでも温かい声援を送ってくださり、見守り続けてくださったファンの皆さま、ほんとうにありがとうございました。

佐々木海空（埼玉上尾メディックス）【写真：月刊バレーボール】

■佐々木海空（ささき・みく）

アウトサイドヒッター／身長173cm／1999年5月25日生まれ／岩手県出身／盛岡誠桜高（岩手）

▼コメント

今シーズンをもって引退することにいたしました。メディックスファンの皆さまにはほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。どんな状況でも試合会場やSNSを通しての「いつも応援してるよ」「頑張れ」という言葉は私にとってすごくバレーボールを頑張る原動力となりました。私は埼玉上尾メディックスに入団が決まったとき、周りに笑顔を与えられる選手になりたくて、私自身が心からバレーボールを楽しみ、明るく笑顔でプレーすることを決意しました。チームメートやメディックスファンの皆さまのおかげで決意したことを達成できたと思っています。ほんとうに温かい応援ありがとうございました。

栗栖明歩（埼玉上尾メディックス）【写真：月刊バレーボール】