バレーボール国内トップリーグ、大同生命SVリーグ女子の大阪マーヴェラスは、西川有喜、蓑輪幸、山下遥香が5月31日(土)付で退部することを4月15日(火)に発表した。また、同日にマーチン・ウィデラコーチ、橘勇氣S&Cコーチ、北村桂也トレーナー、河村圭子通訳、菊地紀子マネジャーが退部することもあわせて発表された。
西川は高校卒業後の2019年にV1女子のJTマーヴェラス(現・大阪マーヴェラス)に入団。高さを生かしたスパイクを武器に活躍し、今シーズンはレギュラーシーズンで42試合に登録されていた。2023年には日本代表としてアジア選手権に出場し、銅メダル獲得に貢献。自身もベストアウトサイドスパイカーに選出された。
蓑輪は、埼玉上尾メディックスでのプレーを経て2023年に加入。高さのあるアタックとブロックで得点を重ね、加入1年目となる2023-24シーズンには準優勝に貢献し、自身も敢闘賞、スパイク賞、ブロック賞、ベスト6を受賞した。今シーズンはレギュラーシーズンで42試合に登録され、アタック決定率(レギュラーシーズン終了時点)においてリーグ2位(48.6%)の成績を残している。
山下は大学卒業後の2018年にV1女子のPFUブルーキャッツ(現・PFUブルーキャッツ石川かほく)に入団。持ち味の高さを生かしたトスワークで2023年には黒鷲旗で優勝に貢献し、自身もベスト6に選出された。今シーズンからチームに移籍加入し、レギュラーシーズンでは20試合に登録されていた。
今回退部が発表された選手、スタッフの今後については未定となっている。
退部選手の詳細およびコメントは下記の通り。
■西川有喜(にしかわ・ゆき)
アウトサイドヒッター/身長180cm/2000年9月4日生まれ/徳島県出身/金蘭会高(大阪)
▼コメント
6年間、素敵な出会いの中でたくさんのことを学び、成長することができました。このチームで過ごしてきた時間をとても誇らしく感じています。また、どんなときも応援し、味方でいてくれたファンの皆さまにも感謝の気持ちでいっぱいです。ここで得たものをムダにせず、これからもさらに成長した姿をお見せできるよう努力していきたいと思います。ほんとうにありがとうございました。
■蓑輪 幸(みのわ・さち)
ミドルブロッカー/身長195cm/1996年1月20日生まれ/フィリピン出身/埼玉上尾
▼コメント
大阪マーヴェラスでの最後のシーズンを終えるにあたりまして、皆さんからのこの2年間の素晴らしいサポートに感謝したいと思います。このチームから多くのことを学び、多くの幸せな瞬間を与えてもらったので、別れを告げるのはつらくなります。皆さんが私たちに与えてくださったすべてに感謝しています。
■山下遥香(やました・はるか)
セッター/身長169cm/1996年10月14日生まれ/大阪府出身/大阪女短大[現・大阪緑涼]高(大阪)→京都橘大→PFU
▼コメント
1シーズンという短い間でしたが、素晴らしいチームメートとスタッフに恵まれ、たくさんのことを学び、経験することができました。またチーム同様、温かく迎えてくださり応援していただいたファンの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。大阪マーヴェラスの一員としてプレーできたこと、そしてたくさんの出会いに感謝しています。チームの皆さま、ファンの皆さま、ほんとうにありがとうございました。
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【次ページ】西川有喜ら3選手の退部を伝えるチームのSNS投稿
【退部選手のお知らせ】
— 大阪マーヴェラス (@Marvelous_JT) April 15, 2025
5月31日(土)付で、#西川有喜 選手、#蓑輪幸 選手、#山下遥香 選手が退部することをお知らせいたします。
詳しくはこちら🔽https://t.co/GEFB8EZOO8
これまでたくさんのご支援・ご声援をありがとうございました!… pic.twitter.com/O9knLHidCr