刈谷 周田夏紀、黒須咲良、藪田美穂子の3選手が引退を発表
- SV女子
- 2025.04.22
バレーボール国内トップリーグ、大同生命SVリーグ女子のクインシーズ刈谷は、周田夏紀、黒須咲良、藪田美穂子が2024-25シーズンをもって現役を引退することを4月18日(金)に発表した。刈谷は2月に鍋谷友理枝の引退を発表しており、追加発表。
周田は高校卒業後の2021年にV1女子のトヨタ車体クインシーズ(現・クインシーズ刈谷)に入団。1年目から高さを生かしたブロックとサーブを武器に活躍し、今シーズンはレギュラーシーズンで33試合に登録されていた。
周田と同じく高校卒業後の2021年に入団した黒須は、技術力を生かしたスパイクを武器にチームに貢献、今シーズンはレギュラーシーズンで3試合に登録されていた。
藪田は大学卒業後の2018年に入団すると、力強いスパイクを武器に主力として活躍し、2021-22シーズンにはサーブ賞を受賞。同シーズンから2シーズンにわたりキャプテンを務め、チームを支えた。今シーズンはレギュラーシーズンで3試合に登録されていた。
今回、引退が発表された3選手は、今後社業に専念する予定。
刈谷はレギュラーシーズンを20勝24敗(62ポイント)の9位で終了している。
引退選手の詳細およびコメントは下記の通り。
周田夏紀(クインシーズ刈谷)【写真:月刊バレーボール】
■周田夏紀(すだ・なつき)
ミドルブロッカー/身長177cm/2002年8月21日生まれ/広島県出身/就実高(岡山)
▼コメント
バレー人生を振り返ると、ほんとうに挫折や失敗が人一倍あったなと思います。心が折れそうになることも数え切れないほどありましたが、そのたびに必ず誰かが手を差し伸べてくれました。私のバレー人生は指導者の皆さん、仲間、周りの方々に恵まれてここまでこられたと思います。たくさんのファンの皆さまの前でプレーできた思い出は忘れません。私の人生の宝物です。バレーボール選手は引退しますが、ここで学んだことを大切にして自分らしくこれからも成長し続けられるように頑張ります。
黒須咲良(クインシーズ刈谷)【写真:月刊バレーボール】
■黒須咲良(くろす・さくら)
アウトサイドヒッター/身長180cm/2003年1月10日生まれ/栃木県出身/八王子実践高(東京)
▼コメント
振り返ってみると入団してすぐヒザの手術をし、Vリーグの世界は想像以上につらく苦しいことがたくさんあり、くじけそうなこともありましたが、チームメートやスタッフの皆さん、応援してくださるファンの皆さまの優しさに何度も助けていただきました。私一人では乗り越えられなかったと思います。どんなときでも応援し続けていただきほんとうにうれしかったです。これからはここで培ったものを大切にし、次のステージで生かせるように頑張っていきます。
藪田美穂子(クインシーズ刈谷)【写真:月刊バレーボール】
■藪田美穂子(やぶた・みおこ)
アウトサイドヒッター/身長178cm/1995年12月1日生まれ/和歌山県出身/誠英高(山口)→中京大
▼コメント
こんなに長くバレーボールを続けることができたのは、たくさんの方々の支えがあったからです。たくさんの方々が支えてくださったおかげでここまで頑張れました。私は最高に幸せ者だと思います。そんな皆さまに、コートでプレーする姿をお見せしたかったのですが、かなえることができず悔しい気持ちと申し訳ない気持ちです。しかし、私にできることはやり切れたと思います。私が大好きなバレーボール。一緒に戦ってくれて、私の大好きなクインシーズをたくさん愛してくれてほんとうにありがとうございました。一生の宝物です。
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