バレーボール国内トップリーグ、大同生命SVリーグ女子の埼玉上尾メディックスは、ロゾ・サラとニカ・マルコヴィッチが2024-25シーズンをもって退団することを4月23日(水)に発表した。埼玉上尾は4日(金)にも退団選手を発表しており、追加発表。また、同日に小川未央ヘッドメディカルも退団することが合わせて発表された。
セルビア代表として多くの国際大会に出場したサラは2022年に加入。攻守にバランスのとれたプレーで主力としてチームに貢献した。今シーズンはレギュラーシーズンで38試合に登録され、チャンピオンシップクォーターファイナルの2試合にも出場した。
マルコヴィッチはフランスやルーマニアのクラブでのプレーを経て今シーズンから加入。力強いスパイクを武器に得点を重ね、レギュラーシーズンで29試合に登録され、チャンピオンシップクォーターファイナルの2試合にも出場した。
埼玉上尾はレギュラーシーズンを27勝17敗(83ポイント)の5位でチャンピオンシップに進出するも、クォーターファイナルでデンソーエアリービーズ(同4位)に敗れた。
退団選手の詳細およびコメントは下記の通り。
■ロゾ・サラ(Lozo Sara)
アウトサイドヒッター/身長186cm/1997年4月29日生まれ/セルビア出身/プロトン・サラトフ(ロシア)
▼コメント
私のキャリアの中で決して忘れることはない、最も美しい3シーズンでした。メディックスは私にとって永遠に特別な存在であり、永遠に私の心の中に残ります。そして皆さんから、たくさんのことを学びました。家族から何マイルも離れていたにもかかわらずホームのように感じさせてくれた愛情と気配り、敬意に感謝します。皆さんは日本での私の家族でした。そして素晴らしいファンへも感謝をしています。あなたたちは日本でいちばんの観客です。
■ニカ・マルコヴィッチ(Nika Markovic)
アウトサイドヒッター/身長185cm/1997年5月5日生まれ/スロベニア出身/ラビド・ブカレスト(ルーマニア)
▼コメント
負けたあと、まだ冷静になれずシーズンが終わってしまったという現実を受け入れるのがとても難しいです。ほんとうに素晴らしい経験でした。最初から埼玉上尾メディックスはたくさんの愛とサポート、そして優しさで私を迎え入れてくれました。私たちはすべてを出しきり、最後のポイントまで全力を尽くして戦い抜きました。負けてしまいましたが、今シーズンは素晴らしい思い出、成長、新しい経験、そして友情など、それ以上に多くのものを得ることができました。埼玉上尾メディックス、ファンの皆さま、そして日本での私のシーズンをほんとうに忘れられないものにしてくれたすべての皆さまに感謝します。
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■SVリーグ女子 大阪MV、NEC川崎、SAGA久光、デンソーがホームで連勝しセミファイナルに進出
■埼玉上尾 仁井田桃子、椎名真子、佐々木海空、栗栖明歩の退団を発表
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退団選手・スタッフについて📢
— 埼玉上尾メディックス (@Saitama_AMG) April 23, 2025
2024-25シーズンをもちまして#ロゾサラ 選手、#ニカマルコヴィッチ 選手、#小川未央 ヘッドメディカルが
退団することをご報告いたします。
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