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金蘭会が予選グループ戦で東九州龍谷にストレートで勝利【北部九州インターハイ2024】

  • 学生バレー
  • 2024.07.26

決勝トーナメント進出を決めた金蘭会【写真:田中風太】

 

 

 令和6年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2024)は女子の競技がスタートし、予選グループ戦が7月26日(金)に大分県中津市、日田市などの3会場で行われた。金蘭会(大阪①)は地元、大分県第1代表の東九州龍谷と対戦し2-0で勝利。決勝トーメント進出を決めた。

 

■予選グループ戦女子 第8組第2試合

金蘭会(大阪①) 2-0 東九州龍谷(大分①)

(25-23,25-20)

 

 地元開催のインターハイで2020年春高以来の日本一を目指す東九州龍谷と、アンダーカテゴリーの日本代表選手を多く擁し、先日の近畿大会で10連覇を飾った金蘭会。大会初日の好カードを一目見ようと観客席には大勢が押し寄せた。

 

 第1セット、金蘭会は1-3から#11平野シアラやU20日本代表にも名を連ねる#2西村美波主将の攻撃などで5連続得点をあげて逆転する。そのあとは互いにブレイクを取り合いながら試合は進み、中盤に金蘭会が4点差まで広げたが、地元の応援を背に東九州龍谷が粘りを見せる。22-18から#5藤﨑愛梨、#1梶山葵らの攻撃で点差を縮めると、U16、U18などの日本代表で活躍してきた#4忠願寺莉桜のスパイクで23-23の同点に追いつく。しかし金蘭会がブロックで反撃し、#11平野が25点目を決めて第1セットを奪った。

 

 第2セットは東九州龍谷が#1梶山、#3大石はるかの攻撃で1-5とリード。しかし、金蘭会は#2西村のパイプ攻撃で逆転に成功すると、#11平野のフェイント、U20日本代表の#1大森咲愛のスパイクなど5連続得点で9-6とする。その後も#5花岡明里のブロード攻撃などで4連続得点、14-9とリードを広げると主導権を握ったまま終盤へ。最後は#2西村のスパイクが相手ブロックを弾き飛ばして25点目、勝利を決めた。

 

 東九州龍谷は敗者復活戦に回り、第5試合で金沢商(石川)と対戦する。

 

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