8月18日からインドネシアで開催される「第18回アジア競技大会(ジャカルタ・パレンバン)」に出場する全日本男子チームの合宿が行われた。今季の全日本は「アジア競技大会」へ出発するチームと、9月9日からイタリアとブルガリアで開催される「2018男子世界バレー」に出場するチームが分かれて活動を行っている。
今回行われたのはアジア大会組の合宿。2日間にわたって中国との練習ゲームが行われた。メンバーは最年長30歳の高松卓矢(豊田合成)から高校3年生の佐藤駿一郎(東北高3年)といった幅広い年代の選手で構成されている。指揮を執るのはゴーダン・メイフォース氏。限られた合宿日数の中で最大限の結果を得るために、深津キャプテンが積極的にコミュニケーションをとりながら、練習が行われていた。
深津英臣キャプテンミニインタビュー
Qアジア大会まで1ヶ月少し、チームの状態は?
長い合宿が行えない状況でなかなかチームを作ることが難しいですけど、日に日にチームは作れてきており、もう少し噛み合えば良いかなというところまではきています。
Qキャプテンとしてこのチームを作るのに心がけてることは?
高校生や大学生がいたり、社会人がいたりという、なかなかないパターンで難しい面もあります。世代も離れているので、積極的にコミュニケーションを取って、チームがいい方向に持っていけるように。個人としてというよりはチームとして点を取れるように意識してやっています。
Qそのように難しい中、今日のゲームでの好材料は?
前日もゲームを行い、反省点として自分たちチームで取っている点数が少なかったので
今日はそこを課題にしてやろうと話しました。もっとそこを増やしていきたいなと思っています。
バレーボールは流れのスポーツなので流れで1点2点すぐに変わっていくもの。そういうところから雰囲気をよくしていけたらいいなと思います。
勝たないと自信もつかないし、難しいと思うので、大会が始まってから勝って自信をつけていきながら上げていければいいなと思います。
第18回アジア競技大会に出場する全日本男子チーム
チームをまとめる深津英臣キャプテン
中国との練習ゲーム
ミドルブロッカーの傳田
サービスエースを奪うなど活躍した千々木
ムードメーカーとしての役割も担う高松
チームの指揮を執るゴーダン監督
得点能力の高さでアピールした高野、小澤
高校生の佐藤(中央)、元気印のリベロ堀江(左)、ポテンシャルの高いエース都築(右)ら学生メンバーも頑張りを見せた