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春高2025

EURO2019女子/セルビアが地元トルコを下し連覇

  • 海外
  • 2019.09.11

現地8月23日から9月8日にかけてトルコ、ハンガリー、スロバキア、ポーランドの4ヵ国を舞台に行われた『CEVヨーロッパ選手権2019女子』。9月8日にアンカラ(トルコ)で最終日を迎え、連覇を懸けたセルビアと自国開催での優勝を目指すトルコが決勝を争った。

セルビアのボシュコビッチ(コート奥)は堂々のMVP選出

【決勝】セルビア 〇3(21-25,25-21,25-21,22-25,15-13)2● トルコ

 1万3000人の観客が駆けつけたアンカラでの決勝。地元の大声援を受けたトルコが幸先よく第1セットを先取する。第2セットは序盤にセルビアがエース、ティヤナ・ボシュコビッチのバックライトからの強烈なスパイクとサービスエースを含む4連続得点でリードを奪うと、そのまま点差をキープし取り返す。

 

 第3セットはトルコにミスが目立ち、セルビアが先行する展開に。中盤でトルコは選手の交代策が的中し追いつくも、セルビアが取り切る。あとがなくなったトルコは第4セットで、19歳の“大砲”エブラル・クラクルトをセット開始から送り込むと、そのクラクルトが力強いアタックを炸裂、またキャプテンのエダ・エルダムの攻守にわたる活躍もあり、セットカウントをタイに戻す。

 

トルコはエルダム(コート奥中央)が多彩な攻撃を仕掛ける

 最終第5セットは、クラクルトを中心に攻め立てたトルコが序盤からリードする。だが、セルビアは6−9の場面から、ビアンカ・ブシャの2本のサービスエースを含む5連続得点で一気に逆転。トルコも3連続得点で追い越したが、終盤の競り合いを制する力があったのは“世界女王”のセルビアだった。ブランキツァ・ミハイロヴィッチがブロックポイントと冷静なアタックで連続得点をあげて勝ちきり、見事2連覇を達成した。

 

 MVPに輝いたのは、セルビアのティヤナ・ボシュコビッチ。両チーム通じて最多23得点をあげる大活躍だった。なお、トルコはメリエム・ボズが16得点と奮闘した。

一時代を築いているセルビア

【3位決定戦】イタリア 〇3(25-23,25-20,26-24)0● ポーランド

イタリアが誇るデュオ、エゴヌ(左)とミリアム・シッラ(右)

 3位決定戦は、昨年の世界選手権銀メダルのイタリアと、躍進著しいポーランドとの対戦に。イタリアは、エースのパオラ・エゴヌが両チーム通じて最多23得点、インドレ・ソロカイテが12得点と続き、ストレート勝ちを収めた。


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