【春高バレー男子抽選会】前回大会王者の東福岡が激戦区に 4大会連続準優勝の駿台学園は頂点に立てるか
- 2021.11.28
昨年度王者の東福岡が第1シードに入った
第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)の組み合わせ抽選会が11月28日(日)に行われた。
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昨年度王者・東福岡(福岡)が第1シードに入る左上のブロックが激戦の予感。最高到達点350㎝を誇るエース高橋慶帆を擁し、インターハイでベスト8に入った習志野(千葉)と昨年度は3回戦で無念の棄権となった東山(京都)が初戦で激突。さらに、県勢初の関東大会を制しながらも、学校内のクラスターによってインターハイ予選を辞退した日本航空(山梨)は1回戦で一関修紅(岩手)と対戦する。また、コンビバレーを武器に、15年ぶりの出場を決めた岡谷工(長野)はその勝者と戦う。
左下のブロックは、世代ナンバーワンセッターの前田凌吾を擁する清風(大阪)が第4シード。初戦の相手は県立岐阜商(岐阜)と初出場の鎮西学院(長崎)の勝者で、鎮西学院が勝ち上がった場合はインターハイの再戦となる。ほかにも、北信越大会を制し、インターハイベスト8の福井工大附福井(福井)や、同大会3回戦で清風に敗れ、雪辱を誓う崇徳(広島)が名を連ねた。
身長210㎝の注目のエース牧大晃を擁する高松工芸(香川)は右上のブロックに。昨年度のベスト8を越え、目標の日本一のためには、インターハイで優勝し、ツーセッターに磨きをかける鎮西(熊本)が大きな壁となりそうだ。ほかにも、近畿大会で優勝した開智(和歌山)や初出場の大阪産大附(大阪)、24年ぶりの出場となる東海大菅生(東京)ら楽しみなチームが多い。
4大会連続全国準優勝の駿台学園(東京)が第2シードに入る右下のブロックも、熱い戦いが繰り広げられそうだ。同校の初戦の相手は、インターハイベスト8の仙台商(宮城)と鳥取中央育英(鳥取)の勝者。仙台商が勝利した場合は、昨年度の準々決勝の再戦となり、最高到達点352㎝の山元快太を中心に、リベンジに燃える。ほかにも身長2mの甲斐優斗を擁し、初出場のインターハイでベスト8に入った日南振徳(宮崎)、東海王者の星城(愛知)、前回大会3位の市立尼崎(兵庫)ら注目校が集まった。
春高バレー本戦は、2022年1月5日(水)から東京体育館(東京都渋谷区)で開催される。
【会場】
東京体育館※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客での開催
【競技日程】2022年
1月5日(水)男女1回戦(5面・40試合)※開会式は行わない
1月6日(木)男女2回戦(5面・32試合)
1月7日(金)男女3回戦、準々決勝(4面・24試合)
1月8日(土)男女準決勝(特設1面4試合)
1月9日(日)男女決勝(特設1面)、開会式