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春高バレー月バレ便り

【春高】男子準決勝、鎮西が初出場の日南振徳をストレートで下し、決勝進出

  • 2022.01.09


日南振徳は決勝進出ならず

 

「第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)」が1月5日(水)に東京体育館(東京都渋谷区)で開幕。大会4日目の1月8日(土)は男子準決勝が行われ、鎮西(熊本)と日南振徳(宮崎)が対戦した。

 

【結果】春高男子トーナメント表はこちら

 

インターハイ王者の鎮西と初出場でベスト4へ勝ち上がった日南振徳との九州勢対決は、試合序盤から両エースにボールを集める展開に。鎮西は身長182cmの2年生エース#4舛本颯真がジャンプ力を生かした鋭いスパイクをレフト、バックセンターから打ちまくる。一方の日南振徳は身長200cmの3年生ミドルブロッカー#1甲斐優斗が高さのあるクイックやバックアタック、ネット際での強さを見せる。

 

両チームの攻防が続くが、終盤に鎮西がブロックで強さを発揮。#1甲斐のスパイクを2本止めるなど、5点連続得点で日南振徳を引き離し、第1セットを25−21で奪取した。

 

第2セット、日南振徳は#1甲斐を中心にキャプテンの#3堀内大志、#4町浦陽介らが攻撃。一方の鎮西は、#4舛本に加え、#4舛本の対角を組む#2平田悠真が活躍。お互いに譲らない展開が続いたが、20点台に乗ると、第1セット同様に、鎮西の高いブロックを意識した日南振徳が連続でスパイクミス。これが決定的となり、第2セットも鎮西が25-23でものにした。

 

日南振徳にとっては後がない第3セット。きつくマークされている#1甲斐に代わって、#3堀内や#2 矢野拓郎、ミドルブロッカーの#6松浦瑛らが得点を重ねていく。

 

先の2セットと同様に、このセットも終盤まで点数の取り合いとなったが、試合をとおしてブロックで相手にプレッシャーをかけ続けた鎮西が20点目を先に取ると、身長196cmの#1平嶋晃が#1甲斐の攻撃をブロック、そして#4舛本がサービスエースを決めて23-19と突き放す。最後は、大事な場面で勝負強さを見せていた#2平田がレフトからスパイクを決めて25点目。各セットで僅差をものにした鎮西が明日の決勝へ駒を進めた。

 

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