国体王者・高川学園が星城高校をフルセットで破る【春高2024】
- 2024.01.04
2回戦進出を決めた高川学園(山口)/コート奥【写真:月刊バレーボール】
昨秋の国体で山口県代表単独チームとして日本一に輝いた高川学園(山口)と、日本代表選手を多数輩出する星城(愛知)が1回戦第一試合で激突した。
第1セット滑り出しは星城がクイック攻撃を軸に得点し12-11までリード。しかしここから高川学園は安田成希のレフトスパイク、岩本純弥のライトスパイクで追随し13-12と逆転する。安田はサービスエース、岩本はブロックもさく裂し、じわりじわりと点差を広げると25-19。高川学園が第1セットを先取する。
勢いに乗った高川学園が第2セット序盤まで5-1と先行するが、ここで星城・小尻蓮斗が力強いジャンプサーブでサービスエースを決めて流れを変えた。杉山珀斗の1枚ブロックも決まるなど6連続得点した星城が7-5と逆転すると、その後も高川学園にペースをつかませないまま、25-22としてセットを奪い返した。
しかし迎えた最終セットは星城にサーブのミスが目立ち、高川学園に得点を献上する展開に。高川学園セッターの小田歩はエースの門田凌也、安田にトスを振り分け、両スパイカーがこれに応えて順調に得点を重ねていく。星城は柏崎、エカナヤケ ランカの攻撃で食らいつくが、高川学園の堅い守備を崩すことができない。結局、最後までリードを許さなかった高川学園が第3セットを25-16としてゲームセット。2回戦進出を決めた。
試合結果(男子1回戦)
高川学園(山口)2(25-19、22-25、25-16)1 星城(愛知)
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