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春高2025

高校バレーの夏の祭典「インターハイ」開幕迫る!! 大会プレビュー

  • 高校生
  • 2018.07.04
■男子/優勝候補筆頭は洛南(京都)。鎮西(熊本)は連覇に挑む。死のグループも   今シーズン、最も頂点に近いと見られているのが洛南(京都)だ。今年1月の全国高等学校選手権大会(春高)で準優勝に輝いた主力選手たちが最上級生に。全日本ユースとジュニア候補にそれぞれ選出された経験を持つエースの大塚達宣を筆頭に、充実した戦力で日本一を狙う。とはいえ、過去2年は激戦区・京都府の予選で敗れており、彼らにとってインターハイは初めての舞台。雰囲気にいかに早く馴染めるか、が鍵となりそうだ。初戦では土浦日大高(茨城)と戦う。 前回大会王者の鎮西(熊本)は、2年生エースの水町泰杜に注目。昨年度はルーキーながら、コート上で縦横無尽に躍動し、高校二冠に貢献した。今シーズンはレギュラーの顔ぶれもガラリと変わり、苦しい局面も訪れるだろうが、それを乗り越えようと奮起する。初戦の相手は市立船橋(千葉)で、水町とともに全日本ユースに選ばれた長身セッターの中谷薫がいる。その対決は見どころといえるだろう。 予選の組み合わせを見れば、第1組の駿台学園(東京)と開智(和歌山)は実力校どうしの対決。今年3月の全国私学大会で準優勝の駿台学園は高さと攻撃力に磨きがかかり、2年ぶりのインターハイ制覇を狙う。開智は前年度インターハイ準優勝校で、強打が魅力の五味登以がチームを勝利に導く。なお、その全国私学大会でも対戦機会があり、その時は前者に軍配が上がっている。夏の再戦は果たして-。 また、第14組の大村工(長崎)と清風(大阪)のカードも気になるところ。大村工は朝長孝介、清風は山口誠と、ともに元全日本のセッターを努めた、監督どうしの対戦となる。 今回、インターハイ初出場の慶應義塾(神奈川)は『死のグループ』に入った。その第3組は、大塚(大阪)、仙台商(宮城)、そして初戦の相手は星城(愛知)、といずれも全国大会の常連校ばかり。同じく初出場の大分南(大分)は初戦で関東大会王者の埼玉栄(埼玉)と、福島商(福島)は前回大会ベスト4の習志野(千葉)と対戦する。夏の舞台にやってくる新鮮なチームはどんな戦いぶりを見せてくれるだろうか。      
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