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春高2025

川野琢磨、中上烈ら将来有望な10選手【北部九州インターハイ(バレーボール男子)】

  • 2024.07.30
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令和6年度全国高等学校総合体育大会(男子)が7月31日(水)からダイハツ九州アリーナ(大分県中津市)ほかで行われる。昨年度の春高で連覇し、今大会も2大会連続優勝を狙う駿台学園高(東京)を軸に熱戦の予感が漂う。将来有望な10選手を紹介

 

川野琢磨(駿台学園高)

川野琢磨(駿台学園高〔東京〕)

かわの・たくま/3年/身長197㎝/最高到達点325㎝/渕江中(東京)/アウトサイドヒッター

中学3年生時から同世代の先頭を走ってきた大型スパイカー。駿台学園高では途中出場で春高連覇に貢献した。今季はオポジットからアウトサイドヒッターに転向し、サーブレシーブにも参加。攻守で高いポテンシャルを見せつけ、インターハイ連覇に導く。

 

中上 烈(洛南高〔京都〕)

なかがみ・れつ/3年/身長190㎝/最高到達点340㎝/長浜北中(滋賀)/アウトサイドヒッター

前衛後衛問わず相手の守りを粉砕するスパイクは、全国屈指の破壊力。1年生時からレギュラーとしてプレーし、昨年度は高校では自身初の全国大会となる春高を経験した。今季は全国私立高等学校男女選手権大会(さくらVOLLEY)で準優勝、近畿大会で優勝と結果を残し、風格も漂う。

 

山本 快(福井工大附福井高〔福井〕)

やまもと・かい/3年/身長187㎝/最高到達点330㎝/上庄中(福井)/オポジット

攻守でバランスのとれた世代屈指のサウスポー。昨年度はインターハイでベスト4、春高では準優勝と、同校初の好成績に貢献した。安定したサーブレシーブが持ち味で、目標は日本代表の髙橋藍。キャプテンとしてもチームをまとめ、目指すは昨年度届かなかった頂点だ。

 

松下晃大(東福岡高〔福岡〕)

まつした・こうた/3年/身長187㎝/最高到達点339㎝/千代中(福岡)/アウトサイドヒッター

多彩な攻撃が光る東福岡高のなかで、信頼を置かれるフィニッシャー。全国トップクラスの高い打点から強打を放ち、今季は九州大会で2度の優勝に導いた。昨年度の春高では自身初の全国大会を経験したが、右ひじの感染症の影響で本来の力を出せず初戦敗退。その悔しさをぶつける。

 

松下晃大(東福岡高)

一ノ瀬 漣(鎮西高〔熊本〕)

いちのせ・れん/1年/身長190㎝/最高到達点333㎝/大和中(佐賀)/アウトサイドヒッター

畑野久雄監督も期待を寄せる新エース。中学3年生時には全国中学生選抜に選出され、伝統校でいきなりレギュラーに。後衛からも決めきる打力に加え、ディフェンス面でも入学後から成長を続けてきた。12年生中心のチームのため、大きな経験を積む夏にできるか。

 

神﨑 優(金光学園高〔岡山〕)

かんざき・まさる/3年/身長195㎝/最高到達点343㎝/金光学園中(岡山)/ミドルブロッカー

今大会出場選手中トップタイの最高到達点で、中央、そしてライト側からも強打を打ち込む。小学生まではバドミントンをしており、金光学園中時代に始めたバレーボール。3年生時には全中ベスト4を経験した同級生ともに、高校でも好成績を目指す。

 

岩本純弥(高川学園高〔山口〕)

いわもと・じゅんや/3年/身長188㎝/最高到達点335㎝/高川学園中(山口)/ミドルブロッカー

昨年度は国体で初優勝を経験し、今年度からキャプテンに。高校入学後からミドルブロッカーになったが、粘り強いブロックは年々磨きがかかる。5月の中国大会で優勝するなど、新チーム結成後は公式戦無敗でインターハイへ。まずは昨年のベスト16越えを果たし、チームをその先に連れていく。

 

岩本純弥(高川学園高/写真は昨年度の春高時)

【次ページ】春高ベストリベロや長身セッター

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