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女子に続き男子大会も開幕 3年生にとっては小学6年生時以来の世代No.1決定戦 【北海道インターハイ男子】

  • 2023.08.08

 

令和5年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技(北海道インターハイ)の開会式が8月7日(月)に道北アークス大雪アリーナ(北海道旭川市)で行われ、男子大会が開幕した

 

 

優勝トロフィーを返還した花村知哉(東山)

 

 新型コロナウイルス蔓延後、初の制限のない有観客開催。4年ぶりに入場行進が行われ、前回大会王者の東山高(京都)がその先頭を務めた。

 

 インターハイの腕試しとなる7月下旬の近畿大会で、東山高は準決勝で昇陽高(大阪)に完敗した。昨年も同校に決勝で敗れてから厳しい練習を乗り越え、インターハイで優勝したが、「練習のボリュームを上げたので、今年のほうがハードでしたね」と松永理生監督。シードのため出場49チームでは唯一、9日(水)の決勝トーナメント2回戦から登場し、「まずは初戦ですね。次につなげればまたいいチームになってくる」と力を込めた。

 

 選手宣誓を務めたのは東海大付札幌高(北海道)の二川颯斗キャプテン。3年生は中学3年生時に全中、JOC杯が中止になった世代だけに、その言葉には力がこもった。

「終わりの見えない恐怖と戦い、挑戦することさえできなかった時期を乗り越え、今ここに立つことができています。挑戦できること、仲間がいること、応援してくれる人がいること、北の大地で輝けること。すべてに感謝を忘れず、北海道をいちばん熱い夏にすることを誓います」(※コメントは一部改変)

 

 

二川颯斗(東海大付札幌高)

 

 また、今大会で通算20回目の出場となる高岡一高(富山)、同じく高知高(高知)、10回目の郡山北工高(福島)と高川学園高(山口)、そして20回連続出場の近江高(滋賀)が表彰された。

 

 さらに、8月29日(火)〜9月3日(日)にタイ遠征を行う全国高校選抜のメンバーと、7月に行われた第1回アジア男子U16選手権大会に出場したメンバーが紹介されると、場内には温かい拍手が起こった。

 

 8日(火)は、道北アークス大雪アリーナ、旭川市リアルター夢りんご体育館、忠和公園体育館(以上、北海道旭川市)にて、予選グループ戦と敗者復活戦が行われる。

 

 予選グループ戦では、全国三冠を狙う駿台学園高(東京)と東北王者の東北高(宮城)の対戦や、小野駿太擁する東海王者の聖隷クリストファー高(静岡)、德留巧大が率いる北信越王者・松本国際高(長野)の注目エース対決など、いきなり熱戦の予感だ。

 

 

全国三冠を目指す駿台学園高

 

令和5年度全国高等学校総合体育大会(北海道インターハイ)男子

会場:道北アークス大雪アリーナ、旭川市リアルター夢りんご体育館、忠和公園体育館

日程:8月8日 予選グループ戦&敗者復活戦

     9日 決勝トーナメント 1・2回戦

     10日 決勝トーナメント 3・4回戦

     11日 決勝トーナメント準決勝・決勝

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