【リベロがBクイック】踊る人、ポーズ取る人、静かな人【ワールドカップ編2】
- コラム
- 2019.10.09
同じ競技をしていても、入場での姿を比較するだけでもこれだけ違うんですよね。とはいえ、そんな違いをもつ人たちが「つながる瞬間」があるのも国際大会ならではです。
日本対ケニア戦でのこと。試合が終わって、日本が勝ったので集合写真を撮ろうとしていると、ケニアの選手たちが「一緒に写真撮ろうよ!」と集まってきました。負けた後だけど、とても明るく、みんなでごちゃごちゃになって集合写真の撮影をしました。現在開催中のラグビーワールドカップでもよく聞く言葉で言うと「グッドルーザー」でしょうか?対戦国同士がバレーを通してつながるというのはほっこりしますね。
ケニアチームと一緒に記念撮影
そのケニアの選手たちですが、試合にはなかなか勝てていませんでした。ですが、彼女たち、試合中とにかく明るいのです。点を取られても、試合に負けても、明るく笑顔でバレーしている姿がとても好印象なのでした。観客の皆さんもそう感じたのでしょうか、選手たちが退場するときにはたくさんの拍手が送られていました。応援したくなるチームだったのだと思います。違う国の選手がお客さんに何かを伝えられることもスポーツの最高の瞬間のひとつだと思います。それもまた言葉を超えて「つながる瞬間」のひとつだと思いました。
笑顔が絶えないケニアの選手たち
そんな瞬間はすでに始まっている男子でもたくさん見ることができます。またお伝えしますね。
Photo:FIVB
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