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春高2025

セリエA[第1節]石川所属のパドヴァ黒星スタート

  • 海外
  • 2019.10.22

 ボンジョールノ! シーズンの開幕とともに帰ってきました、「月バレ.com」限定コーナー。世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする〜『WEEKLY SERIE A』!! ワールドカップバレー2019でスーパープレーを見せてくれたトッププレーヤーたちはもちろん、日本の石川祐希もプレーし、熱い戦いを繰り広げます。それでは開幕週の様子から、どうぞ!!(Photo:Legavolley.it)

※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

■アンダーソン加入のモデナが快勝。パドヴァはサーブレシーブに綻び

[MATCH OF THE ROUND]

モデナ 3(25-21,25-19,25-15)0 パドヴァ

 今シーズン、世界で指折りのスコアリングマシーンであるOHマシュー・アンダーソン(アメリカ)が加入したモデナ。チームにはSマイカ・クリステンソンやMBマックスウェル・ホルトらアメリカ男子のメンバーが在籍しており、フィットする要素は十分だった。その開幕戦、クリステンソンはアンダーソンやホルトを絡めつつ、やはり要所ではOPイバン・ザイツェフ(イタリア)にトスを上げると、そのザイツェフがしっかりと得点を重ねてリズムをつかむ。

 対するパドヴァは、OPフェルナンド・エルナンデス(キューバ)やOH石川祐希(日本)を今シーズンから加えたものの、チーム全体としての連携は不十分な様子。第2セットではSドラガン・トラビカ(イタリア)とアタッカー陣の呼吸が合わない場面も見られた一方、サーブレシーブが乱れ、思うように攻撃を展開できない。スタメン出場を果たした石川は一旦ベンチへ下がったのち、第3セット途中からコートに戻ったが、モデナの勢いを止めることができず、石川自身もこの日は3得点に終わった。

 モデナはザイツェフがチーム最多16得点、OHバルトシュ・ベドノシュ(ポーランド)が11得点と続き、ストレート勝ちを収めた。

トップ4の一角モデナ(コート奥)にはね返されたパドヴァ

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ルーベ 3(26-24,27-25,25-20)0 ピアチェンツァ

 昨シーズン王者のルーベと、昇格チームのピアチェンツァとの開幕カード。ルーベは今季新加入のMBシモーネ・アンザーニ(イタリア)やOPカミル・リチリキ(ルクセンブルク)がコートへ。一方で、MBロベルランデイ・シモン(キューバ)が3本のブロックポイント、3本のサービスエースを含むチーム最多13得点をあげて勝利に導いた。

 対するピアチェンツァはOPガビリエレ・ネッリ(イタリア)が22得点と奮闘。

王者は潤沢な戦力をそろえて連覇に挑む

ヴェローナ 3(25-19,25-20,25-17)0 ソラ

 ヴェローナはエースのOPステファン・ボワイエ(フランス)が両チーム通じて最多21得点と活躍。MBセバスティアン・ソレ(アルゼンチン)が3本のブロックポイントをあげて勝利した。

ヴェローナのSジェニングス・フランシスコビッチ(アメリカ/写真左)が試合のMVPに選出

ミラノ 3(25-22,29-27,25-21)0 モンツァ

 ミラノは契約を延長し、チームの大黒柱としてさらなる期待を集めるOPニミル・アブデルアジズ(オランダ)が両チーム通じて最多21得点の活躍を見せて白星発進。対するモンツァはOPバルトシュ・クレク(ポーランド)が13得点、OHヤシン・ルアティ(フランス)が12得点と、移籍組が気を吐いた。

躍進のシーズンにしたいミラノ

トレンティーノ 3(28-26,25-15,25-21)0 ラヴェンナ

 2018年世界クラブ王者のトレンティーノは新加入のOHクレメン・チェブリ(スロベニア)が3本のブロックポイント、3本のサービスエースを含むチーム最多16得点の活躍。Sシモーネ・ジャネッリ(イタリア)が満遍なくトスを散らして、波状攻撃を展開した。対するラヴェンナはOHテイス・テルホルスト(オランダ)が17得点と気を吐いた。

トレンティーノのOHウロシュ・コバチェビッチ(セルビア/コート奥)は安定感抜群

ペルージャ 3(29-27,27-29,25-22,18-25,16-14)2 ラティーナ

 第1、2セットを競り合ったペルージャは第3セット開始からOHウィルフレド・レオン(ポーランド)を投入。Sルチアノ・デセッコ(アルゼンチン)がOPアレクサンダル・アタナシエビッチ(セルビア)やMBファビオ・リッチ(イタリア)らにトスを配らせ、フルセットの激闘を制した。健闘したラティーナからは22得点をあげたOPジャン・パトリ(フランス)が試合のMVPに選ばれた。

“ブロックデビルズ”ペルージャ(コート奥)は辛勝スタート

セリエA男子 レギュラーシーズン順位(round1終了時)》※ヴァレンティアは休息週

1 モデナ 1勝0敗(勝ち点3

2 ヴェローナ 1勝0敗(勝ち点3)-

3 トレンティーノ 1勝0敗(勝ち点3)-

4 ルーベ 1勝0敗(勝ち点3)-

5 ミラノ 1勝0敗(勝ち点3)-

6 ペルージャ 1勝0敗(勝ち点2)-

7 ラティーナ 0勝1敗(勝ち点1)-

8 ヴァレンティア 0勝0敗(勝ち点0)-

9 モンツァ 0勝1敗(勝ち点0)-

10 ピアチェンツァ 0勝1(勝ち点0)-

11 ラヴェンナ 0勝1敗(勝ち点0)-

12 ソラ 0勝1敗(勝ち点0)-

13 パドヴァ 0勝1敗(勝ち点0)-

※勝敗(勝ち点)。記号は前節からの順位推移

(責任編集:GUCII<坂口功将>)

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