セリエA[第4節]ピアチェンツァが昇格後初勝利
- 海外
- 2019.11.14
ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』!! スーペルリーガ昇格組のピアチェンツァは、積極的に選手を補強して臨むシーズン。早くも1勝目をあげました(Photo:Legavolley.it)
※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ
■頂点を知るベテランのスタンコビッチが攻守にわたり活躍。ピアチェンツァが今季初勝利
[MATCH OF THE ROUND]
◆ピアチェンツァ 3(25-18,25-18,20-25,36-38,15-10)2 ヴァレンティア
今季、セリエA1部リーグ(スーペルリーガ)に昇格したピアチェンツァ。積極的に選手補強を行い、主力メンバーは総入れ替えと言っていいほど。その成果をあってか、開幕戦こそルーベにストレート負けも、その後は試合でセットを獲得するなど、白星を手にする日も近く…。そうしてホームでヴァレンティアを迎えた一戦は、幸先よく2セットを先取。第3セットを奪われ、第4セットも30点台後半に至るジュースの末に落としたが、最後は勝ち切ってみせた。
OHディック・コーイ(イタリア)がチーム最多20得点、OPガブリエレ・ネッリ(イタリア)が5本のサービスエース、Sマキシミリアノ・カバンナ(アルゼンチン)が4本のブロックポイント、とそれぞれが役割を果たした。また、王者ルーベから移籍のMBドラガン・スタンコビッチ(セルビア)が3本のブロックポイント、4本のサービスエースを含む18得点をあげるなど攻守両面で活躍。彼ら新加入組のプレーが光り、4戦目でシーズン初勝利をあげた。
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◆トレンティーノ 3(25-22,25-22,21-25,19-25,16-14)2 ヴェローナ
前節は控えに回ったエースOHアーロン・ラッセル(アメリカ)がこの日はチーム最多20得点をマークするなど活躍。OHウロシュ・コバチェビッチ(セルビア)が19得点、OPルカ・ベットーリ(イタリア)が18得点と続き、接戦を制した。
◆パドヴァ 3(25-21,25-23,25-15)0 ソラ
この日、OH石川祐希(日本)はスタメンでの出場を果たすと、OHライリー・バーンズ(カナダ)とともに勝負どころで得点を重ねる。流れを渡すことなく、パドヴァがストレートでソラを下し、アウェー初勝利を飾った。
◆モデナ 3(25-20,25-17,25-16)0 ラヴェンナ
攻守で高いレベルにあるモデナはラヴェンナを圧倒し、ストレート勝利。OPイバン・ザイツェフ(イタリア)とOHバルトシュ・ベドノシュ(ポーランド)がそろって12得点、Sマイカ・クリステンソン(アメリカ)とMBマックスウェル・ホルト(アメリカ)がそれって3本のサービスエースをあげた。
◆ラティーナ 3(18-25,25-23,19-25,25-15,15-11)2 モンツァ
ラティーナはOPジャン・パトリ(フランス)がチーム最多24得点、OHマールテン・ファンハルデレン(オランダ)が21得点と続き、フルセットを制した。対するモンツァはOPバルトシュ・クレク(ポーランド)が31得点の奮闘も…。
◆<第11節>ルーベ 3(28-26,25-20,24-26,25-22)1 ペルージャ
前倒しで実施された「トップ4」どうしの一戦。強力なアタッカー陣が打ち合いを繰り広げる中、攻撃枚数の多さでルーベに軍配が上がった。OHイオアンディ・レアル(ブラジル)がチーム最多20得点、OHオスマニー・ユアントレーナ(イタリア)とOPアミル・ガフール(イラン)が15得点と続いた。
《セリエA男子 レギュラーシーズン順位(round4終了時)》※ルーベは休息週
1 ルーベ 5勝0敗(勝ち点15)-
2 モデナ 4勝0敗(勝ち点12)-
3 トレンティーノ 4勝0敗(勝ち点11)-
4 ミラノ 3勝1敗(勝ち点9)-
5 ペルージャ 3勝2敗(勝ち点7)-
6 パドヴァ 2勝1敗(勝ち点6)▲
7 ヴェローナ 2勝2敗(勝ち点6)▼
8 ラティーナ 1勝2敗(勝ち点3)▲
9 ピアチェンツァ 1勝3敗(勝ち点3)▲
10 ラヴェンナ 1勝3敗(勝ち点3)▼
11 モンツァ 0勝4敗(勝ち点2)-
12 ヴァレンティア 0勝3敗(勝ち点1)-
13 ソラ 0勝5敗(勝ち点0)-
※勝敗(勝ち点)。記号は前節からの順位推移
(責任編集:GUCII<坂口功将>)