【春高バレー2023プレビュー/東山(京都)特集】今季から一新したユニフォームで新時代を切り開け vol.1/松永理生監督
- 高校生
- 2022.12.15
チームの象徴ともいえるユニフォームを、今季スポルディングに一新した東山(京都)は、インターハイで初優勝に輝いた。特集vol.1では松永理生監督が、新ユニフォームのイメージと二冠を狙う春高への思いを語った
春高バレー2023プレビュー/東山(京都)特集 vol.2/PLAYER’S VOICE① から読む
春高バレー2023プレビュー/東山(京都)特集 vol.3/PLAYER’S VOICE② から読む
春高バレー2023プレビュー/東山(京都)特集 vol.4/PLAYER’S VOICE③ から読む
春高バレー2023プレビュー/東山(京都)特集 vol.5/PLAYER’S VOICE④ から読む
ユニフォームが表すチームカラー
――昨年度の春高府予選から、リベロのみスポルディングのユニフォームを着用し、今年度からすべて変えました。そのきっかけは何でしたか?
豊田(充浩)総監督がお話をいただいたみたいで。担当者の方の熱意を感じたこともあり、変えてみようということになりました。タイミングがよければ思いきったことをされる方なので、それが合っていたのでしょう。僕の監督就任はたまたま重なったのかと思います(笑)
同じユニフォームをずっと着ることは伝統もあり、かっこいいですが、その時々のチームカラーもあります。それを出すためにも、変えることに抵抗はなかったです。
――新しいユニフォームのイメージはいかがでしょうか?
赤色のユニフォームは太陽が昇るようなイメージがあり、すごく力強さを感じます。今のチームには「上がっていかなきゃいけないよ」「頑張らなきゃいけないよ」という話をよくしていて、それを感じさせてくれます。
一方で、チームカラーである紺色のユニフォームは、落ち着いた印象。ブロックなどで「頭を使って相手と駆け引きをしなさい」と言っていており、その冷静さも感じられます。両方とも好きな色です。
――ユニフォームだけでなく、移動時にもウェアを着用されていますね
肌触りがよくて、ふだんも頻繁に着ています。胸に「VOLLEYBALL」と書かれたウェアがあるのですが、バレー部の監督だと認知してもらうためにも、体育の授業で着ることが多いです。学校内でもよく気付かれるので、いいアピールになっています(笑)
――この夏はインターハイで初優勝。チームにとってどんな影響がありましたか?
昨年度の春高は、両エース(尾藤大輝、花村知哉)が1年生で出ていましたが、本人たちは何もできなかったと感じていました。そこから厳しいことを言われながらも取り組んできたことが実を結んだので、自信につながり、やればできることをわかってくれたと思います。そういう景色を見られたのは、次のステップに進むために、ほんとうにいい経験だと思います。
――全国大会は春高を残すのみ。目標はいかがですか?
国体で負け(5位)、目標としていた三冠はなくなりましたが、逆に言えば、二冠を取れるのも2チームしかありません。当然日本一を取りにいく気持ちは強いです。国体のときもそうでしたが、大事なのが初戦。シード権をもらってありがたいですが、まずはプレッシャーのかかる試合で、きっちり戦える力をつけないといけません。このユニフォームでぜひ、歴史をつくってもらいましょう!
春高バレー2023プレビュー/東山(京都)特集 vol.2/PLAYER’S VOICE① を読む
春高バレー2023プレビュー/東山(京都)特集 vol.3/PLAYER’S VOICE② を読む
春高バレー2023プレビュー/東山(京都)特集 vol.4/PLAYER’S VOICE③ を読む
春高バレー2023プレビュー/東山(京都)特集 vol.5/PLAYER’S VOICE④ を読む
(月刊バレーボール)